Hyper Fun & Hobby -21ページ目

太田 忠司 東京「失楽園」の謎

臨海副都心に立つ大天使ミカエル像は、ニューヨークの女神像に匹敵する偉容を誇っていた。ある夜、直下のテーマパークで男が絞殺された。「汝、悪の創造者よ」現場に残された英国詩人ミルトン「失楽園」の詩句に、作家探偵・霞田志郎は犯人の秘密を看破するが・・・。同日、天才装丁家・浅井邸でも密室殺人が発生。死体を発見したのは志郎の妹千鶴は、なぜか、混濁する意識下で悪魔と天使の幻影を見た。二つの事件を結ぶ「天使の秘密」は何か?


太田 忠司 上海香炉の謎

「姉を、助けて」新進作家・霞田志郎は、ファンの女子高生・水沢美智子に、失踪した姉・圭子の捜索を依頼された。姉妹の父・正一は、中国陶磁器蒐集で知られ、悲劇の武将・岳飛愛用の""上海香炉""が自慢だった。志郎が水沢家を訪れた夜。香炉の飾られた寝室で、正一の愛人で美人タレント・高岡聖子が殺された。失踪と殺人。この二つの事件に関連はあるのか?志郎は妹・千鶴と謎に迫るが、やがて第二の殺人が・・・。


太田 忠司 維納オルゴールの謎

ホテルでウィーン菓子を味わいながらモーツァルトを楽しむショーの最中、不可解な殺人が発生した。密室でピアニスト・倉坂杏が絞殺され、現場では、「美しき青きドナウ」の旋律が流れていたのだ。杏がウィーンで買い求めた愛用のオルゴールだったが、同時に入手した二つが紛失していることも判明した。犯人が死体の横でオルゴールを鳴らした目的は?残る二つの行方と事件の関係は?真相を追う作家探偵・霞田志郎の許に第二の殺人の急報が・・・。