読書メモ CCXXIX  絵本『人はどんな仕事をしてきたの?』(仕事の絵本) | 読書メモと自己ログとときどきその他

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こんばんは!


色々と立ち行かなくブログにも読書にも時間がかけられない現状をなんとかしたいです(_ _;)

 

まあ気を取り直して,本日はこちらの書籍をご紹介します!

 

浜林正夫先生著,石井勉先生絵『人はどんな仕事をしてきたの?』です!

 

人はどんな仕事をしてきたの?の通販/浜林 正夫/石井 勉 - 紙の本:honto本の通販ストア

 

○あらすじ

 

時代とともに働き方は変わってきた。採取経済から現在の情報革命までの仕事の歴史を見つめ、働くことの意味を考える。仕事をする意味を社会や世界とのつながりの中でとらえ、自分らしい働き方、自分らしい生き方を探る絵本。

 

○目次

  • みんなで働き、みんなで生きる
  • 道具をつくる
  • 物づくり以外の仕事
  • 奴隷の仕事
  • 農奴の仕事
  • お金ってなんだろう
  • 町に住む人びと
  • 株式会社のはじまり
  • 銀行のはじまり
  • 道具から機械へ
 
 
○感想
 
小学校高学年向きの絵本ではあり,しかも出版年が2006年と少し前ではありますが,かなり働き方についての歴史的な変遷をたどるうえでは使える教材になるかなと思います!
 
お金に関する章で,和同開珎が最古の日本貨幣となっているところは現在は少し変わっていますが(下記を参照),そういう点も含めて仕事を軸に歴史を学ぶために大人でもぱらぱらとめくってみる価値はあると感じます。
 
 
 
何より感じたのは,本書で環境問題が扱われていて,状況が20年近くたった今も変わっていない(ある意味で悪いほうに進んでいる)ということですね…
 
現状が作られたのは誰かのせいということではないですが,地球環境を将来世代に維持していくためにどのようなことができるのかを自分自身でも考えていかなければと思わされたところでした(*_*)
 
ちなみに,本書は6冊あるシリーズものの2作目だということです(知らずに借りました)
 
興味をもった方は他の書籍も読んでみてください(小学校高学年の子どもにも対象となっていることからおすすめできると思います!)
 
 
最後まで読んでいただきありがとうございました!