読書メモ CCXXI 『デタラメにひそむ確率法則』 | 読書メモと自己ログとときどきその他

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読んだ本へのコメントなどを気ままに述べるブログです。ほとんど自分の読書記録のようなものになるかと思いますが、他者への紹介にもなるようにしっかりと表現していきたいと考えております。

こんばんは!

 

本日は久々に読書メモの投稿です!

 

そして,数学関連の書籍を紹介します!

 

小林道正先生著,『デタラメにひそむ確率法則――地震発生確率87%の意味するもの 』です!

 

Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: デタラメにひそむ確率法則――地震発生確率87%の意味するもの (岩波科学ライブラリー)

 

○あらすじ ※上記サイトより引用

 

次に硬貨の表が出る確率は2分の1、30年以内に地震が起こる確率が87%。こうした主張は本当に正しいのだろうか? 一見するとデタラメで予測不可能な現象にどうして法則が見つかるのだろうか? 相反する「偶然」と「必然」のあいだにどんな関係が? たくさんの実験を通じて、誤解しやすい確率の意味をわかりやすく解説する。

 

 

○感想

 

全体に目を通して,本書をオススメする層は

 

① 確率に関連する話題に軽く目を通してみたい人

 

② ある程度の確立に関する知識をもっていて具体例を確認して知識を定着させたい人

 

かなと思います。

 

薄いので入門書という雰囲気がありますが,書いている内容自体は理解が容易というわけではないように感じます。

 

 

ベルトランのパラドックス,モンティホール問題,公理的確率論,正規分布,など様々な話題が書かれていますが,確率に関してはある程度の知識がないと理解が十分に図れない内容もあります。

 

もちろん必要な知識はかかれているのですが,率直な感想としては

 

「あー,こういう順序での理論の攻め方もあるのか」

 

だったので,すでに確立の話を少しは学んだことがある方向けなのかなと思った次第です。

 

あとは間違っているのではないか…と思ったところがあったのですが,どうやらAmazonのレビューで同じ指摘をしている方がいたのであえてここでは書かないようにしたいと思います。

 

余事象の確率という内容ですね…

 

というところでもっと数学の本をたくさん読んで勉強していき,内容的なところもアウトプットしていきたいと思います!

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/

 

 

 

あとは