人はそれぞれの場所において偉大である
うろ覚えだったのですが、「生きる秘訣」というヴィヴェーカーナンダの著作にある言葉だと判明しました。 人間そんなに偉大じゃないと思いますよね?先ず自分自身が大したことのない卑小な人間です。 それでも死にもの狂いの時もありましたし、絶望したこともありましたし、絶望的な状態からかろうじて救われたこともあります。 寝たきりの方から誰の役にも立たないから死んでしまいたいと言われますが、そうやって苦しみながら深く考えながら生きていることそのものが偉大なのかもしれません。 世間には酷い人やろくでもない人が沢山います。しかしそれでも、何か自身の喜びを求めて何か心の平安を求めて生きているのだと思います。 外から見れば多くの存在は卑小です。一見そんなものは生きようと死のうとど うでもいい存在です。それが機械であれば、壊したり作り直したり簡単にできるでしょう。 何故簡単に扱えないかと言うと、それぞれが自分と同じように「我」という意識を持っていて、何とかして幸せに生きようとしているからです。 「我」ゆえに苦しみ、「我」ゆえに悪事をなし、「我」ゆえに偉大になろうと努力します。 低レベルであろうと高レベルであろうと、善であろうと悪であろうと、自分が置かれた場所で生きてゆくこと・・それだけで何かを成し遂げているのかもしれません。「我」が様々な旅をすること・・それが存在の唯一の意義なのかもしれません。