ストレスとは、外部から加えられた刺激(ストレッサー)
によって生じる緊張状態のことを言います。
ストレッサーの種類には
①環境的要因:騒音、天候など
②身体的要因:病気、不眠など
③心理的要因:不安、悩み、
④社会的要因:人間関係、仕事
、などがあります。
ストレスは誰でも多かれ少なかれ感じるものです。
適度なストレスはあった方がよい場合もあります。
緊張感が少ないと注意散漫になり、大事な時に
取り返しのつかないミスを犯してしまうこともあるからです。
慢性的なストレスは、交感神経を興奮させ、
心拍数や血圧の上昇、ホルモンの乱れ、
免疫力の低下、などを引き起こします。
また、不安や緊張をもたらし、神経過敏や
不眠を引き起こします。
ストレスに対して適切な対応ができないと
健康を保てなくなります。
ストレスの感じ方は人によって千差万別であり、
文化によっても違います。
同じストレスでも若い人と年取った人では、
人生経験も違うので、感じ方が違うこともあります。
小さいことにあまりくよくよしたり落ち込んだり
いやなことを引きずったりしないで、ものの見方を
少し変えるだけで、ストレスを感じにくくすることもできます。
性格はなかなか変えられないので、自分の弱点よりも
自分の長所に注目し、それを伸ばすように努力をしましょう。
日常生活では、ストレス解消に役立つ行動として、
以下のことを実行すると良いでしょう。
◆毎日1回は感動する
◆笑う
◆何にでも興味を持つ
◆趣味を持つ
◆何か新しいことを勉強する
◆新しい友人を作る
◆良好な人間関係を築く
◆夢や希望を持つ
◆リラックスする時間を持つ
◆運動などで発散する
◆ヨガやストレッチなどで筋肉を弛緩させる
◆新鮮な空気を吸う(深呼吸などで)
ストレスと上手に付き合って、いつまでも健康で
長生きな人生を歩みましょう。