先日、バイクを手に入れたオヌル君と初乗りの会。
神様がこれを知ってか、
この季節にしては最高のお天気を用意してくれました。
行き先を決めないまま、
とりあえず、村々を抜けて黒海方面を目指します。
イスタンブル近郊にある大工業団地。
そこからほんの5分程で始まる、こんな自然一杯・のんびりした田舎風景。
びっくりしました。
あれだけの大きな会社達のすぐ近くに、こんな景色が残っているなんて。
出来あがっちゃった街の中だけに居ると、
この国の本当の顔は分からないかもしれない。
トルコ君達も、そう感じるそうです。
さて、分岐点。
目的地未定の旅でしたが、
天気があまりにも良いので遠いAgvaをチョイス。
行き先を選んだオヌル君には、前へ行ってもらいませう。
しかし、暖かい日でした。
正に小春日和。
トルコの冬は雨が多いはずなのに。
山道を楽しんでいた所で目に入ったこの建物。
この古びれた看板が、美味しそう♪の決めテだったそうです。
「24時間、田舎パン&卵販売中。」
早速、朝食を取る事にしました。
お店の向かいには、彼らのキャベツ畑があり。
鶏の鳴き声も聞こえる、のんびりした所。
夏はお外でもご飯できるのかな。
飼い犬君もつい、
吠える事を忘れる位ののどかさ、なのでしょう。ここ。
さて、お店へ。
まず目に付いたのが、この手作りスジュック。
出来たてっぽくて美味しそうだ、と気分が高まります。
敷地内に飼っている鶏から採れた新鮮卵と、
タルハナチョルバの素。
ピクルス各種の棚。
カリフラワーとキャベツ漬けがとっても美味しそう。
手作りチーズに、これはカボチャかしら?
お店は親子が切り盛りする、とっても暖かい雰囲気。
久しぶりに見た、薪ストーブ。
お鍋ではコンポスト(フルーツの砂糖煮)を作成中。
上面は蓋が開く様になっていて。
中の火も直接使えるんですって。
可愛い娘さんが網を持ち出し、直火でパンを焼いてくれます。
その後ろではお母さんがスジュックを準備中。
「まだ1週間しか経ってないから、全然乾いてないわ~。」
と仰っていましたが。
新鮮&お肉しっとりスジュックは、乾燥し切ったいつものより素敵そう。
こんがりスジュックが焼けたとこで、
朝ご飯の始まり始まり。
・田舎パン
・手作りスジュック
・バター
・白チーズ
・ペクメズ
・チャイ
オヌル君とトルコ君は同じ業界で働く人達でもあるからか。
この後、男的仕事の話が長々と続き小休憩が大休憩に。
まぁ、結論から言えば、
どこの会社もどこかしらに問題有だよね。
と言う事で適当に話を纏め、いざ出発。
小川の脇に立ち並ぶセンスの良いホテル達を抜けたら、
そこはAgvaの海でした。
着いたら途端にカフェへ座り、さっきの話を続ける殿方達。
熱く語る方々は放って置き、周辺散策を。
シーズンオフゆえの寂れ感、
心が癒されます。
なぜか、三猿を発見。
カラフルなピクルスの瓶にギョズレメを焼くお婆さん。
お土産屋さん巡りの後は、海に向かって歩いてみます。
黒海側の町は、なんだか似た様な空気があるのは気のせいでしょうか。
海が景色を作るからかな。
日が暮れて寒くなる前に、帰路に着いた私達。
帰り道はちょっと雨に降られて寒かった。。。
暖かくなったら、ギリシャOrイタリアツアーを企画しよう。
彼とした、1年越しのお約束も叶いそうな今年。
これからが楽しみです。
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