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ゆるふわハンドメイド

ハンドメイド作家を目指す人、ハンドメイドが好きな人のためのブログです。好きで、得意なことで輝きたい貴女を応援します!

 

手作り雑貨やハンドメイド作品、クリエイター系のイベントが各地で大人気です。

 

東京ビッグサイトのデザフェスやハンドメイドインジャパンフェス、minneハンドメイドマーケット、横浜ハンドメイドマルシェなど大イベントをはじめ、住宅展示場や駅周辺会場での中規模のイベント、各地区の公民館や寺社での小さな手作り展も賑わっております。

 

 

大規模なイベントでは、一般のお客様に混ざって東急ハンズ、ロフトなどの雑貨を扱う業態のバイヤーや百貨店のバイヤーなどが視察、チェックに来ているのを知ってましたか?

 

私の知り合いのバイヤーもこういったイベントに足繁く通い、これは!と言った方には声をかけているそうです。

 

そういった方々はすでに他のバイヤーからも声がかかっていたり、過去に百貨店などに出店されていることが多く大きな売上をあげておられます。

 

このような大イベントでは約2000近くもブースがあり競合も多く、その中からお客様の目に留まり顧客になってもらうのはかなりたいへんなことです。

 

 

 

バイヤーに声をかけられるのはこんな方(7つの共通点)

それでは、私がこっそりバイヤーに聞いた極秘情報を教えましょう。

 

1 接客時は必ず立つ!

販売するときは立ち姿勢が基本です。座ったまま接客するなど論外。慣れないと立ったままはつらいかもしれません。

でも、売上が高い作家さんは100%ずっと立って販売しています。例外はありません。

 

2 手は前で組む!

イベントでは、後ろ手を組んでいる方が多いのですが、手は必ず前で組んでください。最悪でも横ですね。腕組みなどしてたのではお話になりません。それだけで、アウトです。

高級ホテルや高級旅館では、後ろ手を組んだり腕組みしたりする従業員は絶対にいません。

 

3 笑顔で挨拶しましょう

販売するには必須です、言うまでもありませんが大切なので入れています。笑顔は全てを超越する「武器」です。女性であればなおさら。笑顔で接客するかしないかで倍以上売上が違ってきます。鏡で確認してみることをオススメします。

誰も仏頂面の作家さんからは買いたいとは思いませんよね。

 

4 積極的に前に出る

ブースの後ろ見えない場所で座っているのは最悪。スマホをいじっているなんてもっての外です。出展料がもったいない。お客様から声をかけづらいのです。

可能ならブースの前に出て声をかけましょう。ブース内で接客するにしても立ってできる限り前に出てお客様に近い場所で接客すると良いでしょう。

 

5 こちらから声をかけましょう

自分の作品を見ていたらまず「いらっしゃいませ」「こんにちは」と声をかけましょう。30秒以上じっと見ていたり、手にとって関心がありそうなら商品説明をしてみましょう。いきなり商品説明はご法度です。

6 声は普段より大きく

ザワザワした空間では、声が聞き取り難いです。お客様と意思疎通をするには普段より大きな声で、また少し高い声で話すことを心がけましょう。高い声は通りやすいので、練習して見てください。

 

 

7 食事はしない

たまに、いや小さいイベントではちょくちょくブース内でがっつり食事している方を見受けます。座ってお弁当をばくばく。ひどい場合は食事に行ってしまってブースにいません。

 

百貨店の店頭で食事している販売員を見たことがありますか?接客する場所で食事をするのはアウトでしょう。ただ交代要員もいないお一人の方は多少の食事は仕方がないと思いますがカロリーメイトやヴィーダーインゼリーなど簡単に食べられる食事にしましょう。

 

人間1日や2日、昼食を食べなくても死にません。ていうか、忙しくて食べられないくらいになりましょう!

 

まとめ

いかがですか?このポイントすべて接客面にしか触れられていません。結局は作品よりも接客なんです。

 

 

そして、求められているのは高級ホテルや百貨店の接客ですね。

目指すならここを目指しましょう。出来る人が少ないからこそ価値があるんですよ。

 

参考に以前の記事【ハンドメイドイベント】こんな接客は嫌だー」もご覧ください。

 

 

営業許可の取り方

最近、インターネットやハンドメイドイベントで『手作りのパンや菓子を販売しています。』という方が増えています。

 

minneでも取り扱いが始まっていますので、取りたい作家さん増えているのではないでしょうか?

 

作って・売るというシンプルな流れですが、何も知らずに販売を始めてしまうと、食品衛生法違反になってしまう可能性が大きいです。

 

今日は、手作りのお菓子・パンを販売するために、必要な許可や手続きについて行政書士(許認可の専門家です)である私がレクチャーします。

販売に必要な許可・手続き

 

ズバリ!

自宅のキッチンで作ったお菓子やパンは、販売することが出来ません!

 

販売するためには、以下の許可・資格・表示が必要になります。↓

 

① 営業許可が必要

パンや菓子を販売するには、

管轄の保健所より『菓子製造業』の営業許可を取得する必要があります。

 

(※製造場所に対して許可が必要。)

『菓子製造業』取得のために必要な設備基準(東京都の例です)

  • 床は耐水性で、清掃しやすい構造であること。
    (ただし、水を使用しない場所は、厚板を使用することができる。)
  • 内壁は高さ1メートルまで耐水性で、清掃しやすい構造であること。
    (ただし、水を使用しない場所は、この限りでない。)
  • ねずみや昆虫の侵入を防ぐ設備を備えていること。
  • 換気設備を備えていること。
  • 施設の明るさは、50ルクス以上とすること。
  • 流水式洗浄設備を備えていること。
  • 流水受槽式手洗い設備と手指の消毒装置を備えていること。
  • 従業員用のトイレと流水受槽式手洗い設備、手指の消毒装置を設けること。
  • 従事者の数に応じた更衣室又は更衣箱を作業場外に設けること。
  • 施設は作業区分ごとに区画すること。
  • 作業場外に原料倉庫を設けること。
  • 製造量に応じた数及び能力のある焼き釜、蒸し器その他の必要な機械器具類を設けること。
  • 必要に応じて冷蔵設備を設けること。

(※都道府県や自治体によって詳細が異なるので、管轄の保健所に相談してください。)

 

などの条件を満たした作業場でないと、営業許可がおりません。

 

(自宅のキッチンでは許可を取るのは困難です。)

 

②「食品衛生責任者」の資格が必要

営業許可を受ける施設ごとに、1名以上の食品衛生責任者を置かなければいけません。

 

食品衛生責任者は、食中毒や食品衛生法違反を起こさないように食品衛生上の管理運営を行い、商品に問題があった場合にはその全責任を負う役割があります。

 

☆食品衛生責任者の資格は1日の講習会で取得することが出来ます。

 

③ 「食品表示」が必要

容器包装に入れられ、店頭に陳列の上販売されるものには、材料・アレルギー食品・添加物・責任の所在・賞味期限などを記載した「食品表示」が必要になります。

 

ただし,その場で調理して販売するものは表示は不要です。

 

 

 

カフェへの委託販売は…?

販売している人の中には

自宅(営業許可なし)で作ったパンや菓子を、営業許可のあるお店に卸して販売している方もいらっしゃいますよね。

 

しかし、それも違反行為です。

 

食品衛生法第72条によると
2年以下の懲役又は200万円以下の罰金。(場合によっては併科)

 

※無許可営業かつ食中毒を発生させた場合は、食品衛生法では処分できない為、業務上過失傷害等の刑事処分を受ける可能性があります。

 

『知らなかった』では済まされないので、シッカリと準備をして販売するようにしましょう。

 

以上、お菓子やパンを販売する為に必要な手続き&許可でした。

 

販売委託契約書はなぜ必要か?

 

ハンドメイドで作品を作り、「売って見たい」と思って販売する方法のひとつに“委託販売”があります。

 

お店に作品を置いてもらって、売ってもらうので“らくちん”です。

 

一方、その反面、弊事務所にもトラブル相談が多い販売方法でもあります。

 

ここでは、契約書を取り交わしたほうが良い理由を見ていきましょう。

 

①トラブル防止のため

ハンドメイド作品の委託販売は大体が“口約束”で始まっています。
なにも、なければそれでも良いのですが、何かあった場合

 

「言った」

 

「言わない」

 

「約束と違う」

 

となりがちです。


口頭、電話、FAX、Eメールでの契約では、契約条項の内容が明確ではない、契約成立の証拠が残らない、といった大きな欠点があるのです。

 

契約書をきちんと取りかわすことにより相手方に契約内容をきちんと履行させるための心理的プレッシャーをかけ、契約違反を未然に防止する効果が期待できるというメリットもあります。 

 

 

また、相手方と親しい間柄である場合などは、契約書の取り交わしを要求するのは失礼ではないかという考え方もありますが、ビジネスライクに契約書を作っておくことにより当事者間の思い違い等によるトラブルを未然に防ぎ、結局は親しい仲を守ることになるのです。

 

②交渉を有利に進めるため

私たち、ハンドメイド作家のほとんどは個人事業主です。

委託相手先が企業の場合、その力の差は歴然としています。

 

そしてその差があるゆえに不平等な条件を押し付けられてしまうことも多いかも知れません。


個人事業主にとってきちんと契約交渉をしてその結果を書面化しておくことこそが後にトラブルになったときに、「契約書にはこう書いてありますよね?」と反論できる唯一の手段となるのです。

 

③相手にきちんとした印象を与えるため

個人事業とはいえ、ハンドメイド作家はれっきとした経営者です。
ところが、ショップの経営者の中にはハンドメイド作家を甘く見ている人もいます。

 

そこで、きちんとした契約書締結をこちらから提案することにより相手から

 

「きちんとした人だ」

 

との印象を与えることが出来、いいかげんな対応への抑止力になります。   

 

皆様へのご案内

そうは言っても、「契約書なんて作れないよ。」

 

と言う方のために、

 

「販売委託契約書の雛形」を販売しております。

 

まとめ

この記事で紹介した方法でやれば、余計なトラブルは未然に防げます。

 

是非、検討して見てください。