自分の作品とそっくりな商品が売られてる!
「パクられた!」
こんな経験、ありますか?
こんな時、相手はコピーしたなんてこれっぽっちも思っていないかもしれません。
大量の「作家」がハンドメイドを販売している時代なので、「パクられた!!!」と怒ってみても相手は私の存在すら知らない可能性大。
そもそも、あなたの商品はそんなに特徴的ですか?
他の作家さんの作品と大きな違いあります?
どっちも変わらないよ。
だからほっとけばいいのです。
つまり、みんな、同じような作品作ってるんです。違いがわからない作品。
「上手すぎて真似できない」
「どうやって作ったんだよコレ?」
というようなスゴい作品を作ればいいんですよ。
コピーして作っている(と思われる)作品の方が自分より売れていてなら、自分の売り方が負けてるってことです。お客さんに選ばれないんだから。
だから、怒る前に、自分のやり方を見直すほうがよっぽど建設的ですよ。
そもそも、売れない原因を「人のせい」にしているうちは進歩はないです。
それが一番楽ですけどね。人と比べているうちはまだまだ。比べるのは過去の自分ですよ。
成功は保障されてないけど、成長は保証されてるんですから。
しかも、人の批判や悪口なんて、いいことひとつもないです。そろそろ気づきましょう。
売れてる作家さんって真似されてもまったく動じません。真似されるだけ有名になってるってことだし、ファンの方は気づきますよ。しかもクオリティーはぜんぜん違うだろうし。
なぜだと思いますか?
有名になってくるとステージが上がり、見えてくるものが一変します。
視野が広がり、業界全体から俯瞰するようになるのです。ハンドメイドの市場が広がることが嬉しいのです。
真似されても、全体の売上が上がればいいんです。
私にはセブンイレブンで働く友人がいます。以前(25年位前です)、彼に聞いたことあります。
「コンビニ増えてきてるけど大丈夫?」
「全然。むしろみんながコンビニの便利さに気づいてくれることが重要。便利だって気づいたら必ずセブンを選ぶようになるから。」
まだ、マーケットが小さいうちはマーケット規模を大きくすることが最優先で、広がったら自社を選んでもらえるようにする。ってことですね。
自分で夢のある生き方ができない人が、他人の夢を笑う。
(H・ジャクソン・ブラウンjr)アメリカのベストセラー作家