お客様があなたの商品を買わない3つの理由
1.知らない
2.欲しくない
3.あなたから買いたくない
あなたのハンドメイド作品=商品を購入してもらうにはこの3つの壁を乗り越える必要があります。
1:知らない
まず、一つ目の理由は、その商品やあなた自体を知らないからです。
知らない物は買いようがないですよね?
その為に、まずは、あなたとあなたの商品の存在を知ってもらう必要があります。
とにかく、注目してもらう、目立つ、どんな方法でも良いから認知してもらうことです。
それには、やはり、「他と違う」何かをイメージさせる必要があります。
そうしないと、埋もれてしまいます。
2:欲しくない
お客さんの欲しいものを売ることがやっぱり、大事。
自分の作りたい物ではなくて、お客様の欲しいものが優先です。
詳しくは「作りたくないけど、売れる物は作る?」をご覧ください。
ではお客さんが欲しいと思っているものは?
お客さんの欲しいものを売れば当然売れます。
しかし、お客さんは自分の欲しいものが分かっていない場合が多いのです。
どういうことでしょう?
自動車王、ヘンリー・フォードはこう言っています。
「もし顧客に、彼らの欲しいものを聞いていたら、彼らは『もっと速い馬が欲しい』と答えていただろう。」
フォードはなぜ、『もっと早い馬車』を望まれいていた時代に自動車を作ったのでしょうか?
フォードはお客さんの望むものではなく、お客さんの欲求に応えたのです。
お客さんは『もっと早い馬車』が欲しいと言っています。
実はお客さんが欲しいのは『もっと早い馬車』ではなく、『もっと早く移動できる』という方法なのです。
つまり、もっと早く移動できるのであれば、馬車でなくても良いのです。
欲求に応える方法は1つではない
あなたのお客さんもさまざまな悩みや課題や問題を抱えているはずです。
それをその人なりの知識を通した言葉に変換して伝えてきます。
そこであなたが考えなくてはいけないのは、「この人は何(物)が欲しいのか?」ではなく、
「この人は何を求めているか(欲求)?」
「この人はどんな問題を解決したいのか?」
「この人はどんな理想を求めているのか?」
なのです。
3:あなたから買いたくない
そして、もうひとつ最大の難関はあなたです。
お客様から好印象をもってもらう必要があります。
悪い印象は即アウトです。
「like」⇒「love」⇒「fan」
likeは言葉にするとまさに「好印象」。
loveはその名の通り「愛してる」
そしてfanは「ぞっこん」
つまりビジネスでは「fan」を作る事がとても重要。
そして、「fan」はテクニックでは生まれません。
そこに必要なのは自分自身の魅力・価値を高める事。
ファンの為に成長し、ファンの為によりいい作品を届ける。
完全にWIN-WINの関係を目指すことです。
だからこそあなたも自分の価値を高めましょう。
今はファンがいなくても大丈夫。
あなたが、お客様の喜ぶ作品を作り続けていれば、必ず応援してくれる人が現れます。
その人を大事に大事にしていきましょう。