今年は去年みたいに大雪なかったなぁ、なんて2月が過ぎて行っていました。去年の大雪の日が、コットン大きな2つの乳腺腫瘍を除去した日だったんですよね。あれから1年、ちょっぴりお腹にちーっちゃいのがポコッといくつかできていたけれど成長もしていないし大きな心配するものではないということで、よかったな~、なんて過ごしていました。ご飯のわがままで体重は減ってしまっていたけれど、それなりに元気はあったし、今まで通り、過ごしていました。
でも、そんな2月の終わりに、つらい診断を受けてしましました。
「肺へのがんの転移」
レントゲンボックスに映るコットンのレントゲン。たしかに肺には丸い影がありました。昨年2月に除去した2つの乳腺腫瘍の1つは悪性でした。でも全摘できていたし、正直、転移ということは頭になくて、その後は腎臓の数値(BUN)も皮膚もある程度安定していたので、脳からくる発作がメインの心配ごとでした。
先生の言うことをちゃんとメモしなくちゃ。ちゃんと会にも報告しなくちゃ。ちゃんとメモしなくちゃ。聞き間違いしちゃダメ。心臓はバクバク、頭の中はグルングルン。でも泣いちゃだめだよ、だめ。だってスリングの中のコットンは安心しきってるんだから。
先生には、3~4ヶ月もつか...もっても年を越すのはむずかしいと思います、と言われました。でも実感がわきません。
肺への転移ということで、呼吸への影響も心配ですが、肺はスポンジのような臓器なので、腫瘍のせいでコットンが呼吸困難を起こしたり苦しくなることはほぼありません、と先生に言われ、少し、ほっとしました。コッちゃんが苦しいのは絶対にいやです。
診断を受けてから半月。この半月は週に2回、輸液を入れていました(朝から夜まで、らりっちょさん、がきんちょさんありがとうございました)。その甲斐あって、昨日はBUNが67に下がっていました。今週からは週3回の輸液になります。病院でも練習をさせてもらい、今週からお家でも輸液を開始します。看護師さんには「手際いい!」とお褒めの言葉、いただきました。
腫瘍は1.5~2ヶ月に1回のペースでチェックをしていきます。腫瘍に対する治療は腎臓との相談となると思います。今は、コットンへ、といただいたご寄附から購入させていただいているレンチンコップの服用量を少し増やしました。サプリですし個体での違いはありますが、でも効果がありますように、腫瘍が小さくなりますように、どっかへ飛んでいきますように、とおまじないかけています。
たくさん泣きました。一人でいても泣いちゃうし、話せば泣いちゃうし。毎日一緒にいる私がもっと何か気が付いてあげることができなかったのか、考えます。今となっては気づいてあげられなくてごめんね、としか言えません。でも泣いても後悔しても何も良くならない。アルマのスタッフはじめ、お会いしたことない方たちも含めてたくさんの方たちがコットンを応援してくれているのに、私がしっかりとしなくては皆さんを不安にさせてしまいます。私が泣いていても、キョトンと私を見たり、関係なくゼンマイウォークしていたり、ご飯のわがままを言う、今まで通りのコットンを見ていて、なんだか笑ってしまいました。大丈夫、大丈夫。みんながコットン応援してくれているからね、大丈夫。
これからお花見して、夏はコッちゃんの勝手に誕生日、秋は紅葉狩り、冬はサンタさんに手紙も書こう。そしてまた来年の今ごろ、桜の季節だね、って言えるような、そんな気がします。だってコッちゃん元気ですもん!!
鼻がぐじゅぐじゅしてしまう内容となってしまいましたが、コットンは元気です。この現実はあまりにも理不尽と思うけれど、でもこうして病院にも行けて適切な治療を受けさせてもらえるのはとても幸せなことです。全て皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。私も気を引き締めて、コットンの元気さんをみなさんにお伝えしていきますね。(←って更新宣言何回してるねん!って突っ込みしないでネ。エヘヘ)
舌チロで寝ているコッちゃん