8月16日は大ちゃんの20回目の命日でした。あぁ、もうそんなに経つんだなぁ。
大ちゃんは、Jillが1歳くらいのときにやってきた、初めてのわんこでした。覚えてはいませんが、テーブルの周りで追いかけっこしたり(大ちゃんが私をね)していたそうです。
玄関の外に犬小屋があって、天候が悪くない限りは外飼いでした。小さい頃に、特に何を一緒にした覚えがあるわけではないのですが(笑)、私の動物好きは大ちゃんのおかげだとはっきり言えます(あ、インコのピーちゃんもいたのですがあんまり覚えていない…ピーちゃんごめんね)。
私が大ちゃんのお散歩を始めたのは小学3年生か4年生かな。朝は両親、夕方は私でした。あの当時はウンPを拾うのが恥ずかしくて、土の中に埋めたりしたこともあったっけ。
そんなお散歩の途中に遭ってしまった交通事故。意識が戻って最初に救急隊員に対して口にしたのは「大ちゃんは大丈夫?」 ...なんだか良く分からないけれど大変なことが起きた、痛いことが起きた、とその時思ったんでしょうね。幸いなことに大ちゃんはトラックにぶつかる前に逃れられたようで、その後お家に1時間もしないで戻ったそうです。怖かっただろうに、びっくりしただろうに、よくぞちゃんと帰ってきてくれたと思います。それが本当に本当にうれしかった。
事故の後はリハビリだの受験だの部活だのとどんどん忙しくなり、大ちゃんのお散歩は基本全て両親が行きました。そしてアメリカに行ってからは夏休みに会うだけ。それでも大ちゃんは喜んで迎えてくれて。
そして帰国中の夏休み、大ちゃんは18歳で虹の橋へ行ってしまいました。病気もせず、柴犬としては大往生だったのかもしれません。でも罪悪感を感じました。
今思うと私は何も大ちゃんにしてあげなかったな、と思います。何かを買ってあげるとか、どこかへ連れて行ってあげるとか、そういうことではなくて、もっともっと一緒に過ごす時間をつくれたはずなのに。
これは大ちゃんだけじゃなくて他の子たちに対しても言えることだけれど、反省はいっぱい。ごめんね。でもその反省と経験が今に、今後に活かせるといいなぁ。
大ちゃんとの大好きな写真。
また虹の橋で逢うときは、たくさん抱きしめて、たくさん一緒に遊びたいなぁ。大ちゃん、ちょっとまだ先になるけれど、その時までどうぞ気長に見守っていてね。