今回のドイツ・アルザス・シャンパーニュ・ロワールの生産者訪問終了後、

パリで皆と別れた私営業GはTGVでそのまま南下し、

マヴィの中でもとても多い、南フランスの生産者さん達のもとを訪れました。

1軒目は、大大大人気のロゼワイン (店主の晩酌ワインでもある)を造り続けてくれる、

プロヴァンス地方のドウェル家


エクサンプロヴァンス駅に降り立つと、南仏はすっかり夏へと突入してました。

(そしてこの滞在期間中、ずっと気温が35度を超える日が続いて、

日焼け止めを塗っていたのに、日本帰国後に皮がむけてしまうほど焼けてしまいました・・・)


それでもどんなに暑くても、この太陽は北の地方にはないものです。

一面のブドウ畑に澄んだ色の青空。

この太陽がつくりあげるとしか思えない、南仏独特の雰囲気、私はとても好きです。

アラン・ドウェルさんに会うのは約1年ちょっとぶり。

2007年のオーガニックフェスタの際も来日したので、

懐かしい人に会うような気持ちでした。

アランの畑の眺め。

目の前の赤いお花は、ひなげし。

赤と緑と空の青のコントラストが絵のよう。



アランは小麦もオーガニックで造っています。

今年の収穫が済んだら、この土地にエコハウスを建てる予定で、

と話してくれました。

プロヴァンスとえば、思い浮かべる人も多い、ひまわり。

残念ながらまだちょっと早かったのですが・・・

てんとう虫発見!

畑にもたくさんいました。

オーガニックの象徴!



奥さんのブリジットさんのつくった昼食をいただいて・・・



庭で取れた大きなズッキーニ。

大きくても美味しいのだそう。



カーヴ見学。


ドウェルさんは全てステンレスタンクを使用。

樽の香りをつけずに、すっきりとキレのある味わいのワインを造りたいから。

(赤ワインでも)



この中に、

2007年のヴァールの赤が眠っています。


脇にある階段を上って天井裏のようなところまで上ると、




ヴァールが!

見づらいですが、この穴ギリギリに入っていました。



カーヴ内部。

とても整然と清潔にされていました。



ラベル貼りは機械で。


ちょうどこの日、マヴィがオーダーしたワインを取りに

運送会社がやってきました。



『通関の人を驚かせましょ♪』

と側面に落書きするブリジット。

この後家だのてんとう虫だのキャラクターだの、散々絵を描いて遊んでいました。



バスの時間が迫っていた為、駆け足で訪問したドウェル家でしたが、

今でもはっきりと思い出せる南仏の自然が、本当に美しかったです。

ザ・南仏。


近所の家すらも見えない広大な自然の中で、

のびのびと暮らしている、ドウェルさんご一家(この日は学校だったのですが、

お二人のちびっこがいます)。


キレのあるクリアなロゼをつくりあげる背景がこんなところだったとは・・・


とギリギリに飛び乗ったバスの中でしみじみ感慨にふけりました。


!!ドウェル家おすすめの1本はこちら
コート ド プロヴァンス ロゼ

泣く子も黙る(って、子どもは飲みませんが・・・)ロゼワインの女王。
これより美味しいロゼワインがあったら、ぜひ教えてください。それぐらい、自信を持っておすすめする、日本一のロゼ。

営業G