1986年公開、トム・クルーズ主演「トップガン」
このポスターのジャケットがアメリカ海軍採用のフライトジャケットG-1
マーヴェリックが着ているジャケットにはたくさんのパッチが見られますね!
今回はそのパッチへのこだわりについて
これらのパッチは刺繍糸で縫われて作られていますが、上の画像では特にゴールドの刺繍糸の輝きが目立っていますよね!
この輝きこそ、昔ながらの手振り刺繍、横振り刺繍という技術で職人さんが一枚一枚糸で手縫いすることによって作り出されるものなんですね!
ではまずはアメリカ本家「コクピットUSA」のパッチをみてみましょう
拡大してみると...
空母のパッチ、空の薄水色を見ていただくとわかりますが、この部分がベース生地でエンブクロスでは無い上に、刺繍糸は使われていません
空母、波、海の青は刺繍であることがわかりますね!
肩に近い海兵隊パッチは赤い部分がエンブクロス、その上に金糸で機械刺繍、ポケットのVF-1パッチは中心青の部分がエンブクロスその上に赤と白の糸で機械刺繍されています
続いて前回の記事でもご紹介した日本のメーカー、クラフトエンタープライズ製
空母パッチはすべ刺繍糸で縫われているので輝きが違いますし、ベース生地を出来るだけ薄いものを使っているため、ジャケットへの馴染み具合が浮いた感じもなく自然ですね!
このように金糸の輝きも別物という事がわかって頂けるかと思います
リアルレプリカを作る上で、ジャケットやパッチのデザインはもとより、パッチ一枚一枚の大きさや色合いもとても需要な要素と言えます
こういう細かいこだわりがレプリカジャケットの完成度を高めていくわけですね! 、