おうじろう緊急入院からちょうど一年。
一年前の今日が、生きたおうじろうが
家にいた最後だ。
既に掲載済みかもしれないが。
おうじろうの写真は増えることはないので
見たことあってもご了承願いたい。
おうじろうを回顧して
野良猫おうじろう誕生秘話。
野良猫に餌を与え始めた当初のオカンは
かなり孤独だった。
確か当時も家には
ワンコが4匹くらいいたと思う。
オトンは仕事で忙しく、
妹は自分のことで忙しく、
オイラは家にはいなかった。
誰とも話せず
寂しかったのかもしれない。
もちろん当時はご近所との付き合いも
ごく普通にあった。
そんな時、隣の家に猫がきた。
そこの息子が子猫を拾ってきたのだ。
隣というのは
前回のブログ、
ハムスターの死骸が遺棄されていた事件の
遺棄したと思われるお隣さんである。
その拾われた子猫はオス。
どんどん大きくなり発情期を迎える。
早期に去勢手術を施せば、
発情期を知らずに一生を終えることも可能。
だが、発情期を迎え、外に出せと
大騒ぎをする立派なオス猫に育っていた。
そして、外に出た。
結果、メス猫を連れて戻ってくる。
猫には自分が飼い猫なのか
野良猫なのかなど、わかるはずもない。
外に放たれたそのオス猫は
家に帰ればご飯がある。
ご飯がある場所にメス猫を連れてくる。
が、野良猫は飼い猫の家には入れない。
結果、
野良猫は家の周りをウロウロする。
ご飯を求めてウロウロする。
今まで野良猫とは無縁だった我が家にも
餌を求めて入ってくる。
(サンガ庭にいたので野良猫はうちには来なかった。サン亡き後の話)
そんな時、
野良猫に餌を与え始めるきっかけとなった
メス猫、ミーコと
猫嫌いのオカンが出会った。
隣の子猫が育っていく過程で
オカンは隣の奥さんから
さんざん猫の話を聞かされていた。
つまり、猫の話題で親しくしていた。
また、同時に、
オカンの知り合いの人が
野良猫の餌場の話をオカンにしていた。
もちろん美談として。
オカンは、
共通の話題、共通の趣味で
友達を作っていくタイプ。
家には既にワンコがいる。
野良猫に餌をやって
褒められている人がいる。
そんな思考が働いたのかもしれない。
これは当時オカンに聞いたことをベースに
判明していることだけを記している。
だからかなり断片的だが
こちらもご了承いただきたい。
オイラは一人暮らしをしていて
実家とは離れていて
頻繁に実家に帰ることもあまりなかった。
なので、オカンの餌やりの最初の一年くらいしか
細かなところはわからない。
オイラは最初、
野良猫が来て餌を置いてやったのだと
オカンが言うのを聞いた時、
ミーコ1匹の話として
オカンの好きにすればいいと思っていた。
オカンは猫が嫌いだし
うちにはオカンが可愛がってるワンコが
いっぱいいた。
猫が増えていくことなど想像もしなかった。
オトンも妹も野良猫の餌やりには反対だろう。
近所から苦情もあるはず。
他力本願に思っていたオイラ。
が、甘かった。
オトンも妹も自分のことでいっぱいで
オカンのことは黙認していた。
つまりオイラと一緒、ワンコもいるし猫嫌いだし
近所から文句言われるだろうと。
しかし
オカンの孤独はオイラたちの想像を超えていて、
猫の話題でしか繋がることができない相手に
すがっていた。
最初の1年間に関して言えば
ご近所はとても協力的で
誰も強く言わなかったように思う。
いや、苦情はあったかもしれないが
今一番ひどい嫌がらせをしている
両隣が野良猫の餌やりに好意的だったことが
オカンを強くしていた。
苦情があっても味方がいると
勘違いしていたのかもしれない。
両隣が好意的だったというのは
様々なエピソードを
オカンから聞いていたから。
もちろんオカンのいいとこどりだった
かもしれない。
これは後にオイラが餌やりを引き継いだ後
隣のオヤジから聞いたことだが
「いつかは止めると思っていた」
とのことだった。
つまりいつかは止めるだろうと
あのオヤジも黙認していたのだろう。
ミーコと別のメスの黒猫のファミリーが
うちの庭で子育てしていた時期以来、
オイラもあまり実家に帰ることもなく
野良猫のことも特に気にもしていなかった。
(オイラも自分のことでいっぱいだった)
しかし野良猫、
いつしかめっちゃくちゃ増えてた。
オカンもいいことしか
オイラに話さなかったのかもしれない。
気づけば
野良猫だらけの庭、近所からのバッシング。
そりゃそーだろ。
で、もともと
オス猫を放し飼いにしていたお隣さん。
というか、放置されていたオス猫。
オカンの話によると、
うちの庭に大量の野良猫が住み着いた頃
お隣さんはそのオス猫を
去勢手術して捨てたそうな。
そして、その翌日から
オカンは挨拶しても無視されるようになった。
ペットは手がかかるので捨てる、
と言って放し飼いのオス猫を捨てたのに、
その直後、犬を飼い始めた。
まぁ、捨てたと言うか
戻ってきても家に入れずに
締め出したらしいが。
以来、オカンもオイラも
おうじろうの始祖である
そのオス猫の飼い主から
数限りない嫌がらせを受けている。
オカンは孤独とバッシングと
人間不信で食い過ぎたのか
糖尿病がひどく
いろんな病気を患い、入退院を繰り返している。
もちろんオトンの急死、
気づけばワンコがいない状態になったことも
起因しているだろう。
でも、どーであれ
過去は変えられない。
なら未来がより良くなるように
今から行動しなくてはならない。
近所のバッシングがあろうが
オイラはおうじろうに出会えた。
隣の猫がいたから
ミーコがうちのゴミ箱を漁ったから
オイラはおうじろうに出会えた。
隣の猫は捨てられて
近所から姿を消し
どこかで静かに生涯を終えたのだろう。
今、猫を捨てたら罪になる。
ニャンコワンコを飼う時は
その特性を考慮して
去勢避妊手術、予防接種、
吠えない躾など
飼い主としての義務を果さなければならない。
当たり前のことなんだけど
それを怠る人間が多いため
野良猫野良犬が存在するのだ。
世界的に
ワンコニャンコを含め動物に対する
人間のモラルが問われている。
行政も
野良猫野良犬の
去勢避妊手術費用を助成したり
保健所のワンコニャンコの里親を募集している。
ボランティアで保護活動される方も大勢いる。
動物愛護法も
人間の非道を改められるように
新しい決まりが追加されている。
ハムスターの死骸が遺棄されていたことは
マジ、恐ろしい人間が近所に住んでいる
という現実を思い知らされた。
うちの外猫が何かあれば
もちろん警察に通報する。
以前隣のオヤジから
脅迫状が投函された時、
愛護団体の代表の方に報告した。
で、様々な嫌がらせについてもお話しした。
「あなたの近所の人
おかしいんじゃないの?」
と驚愕されていた。
そーだよね、やっぱおかしいよね、
と思った。
ハムスターの件話したら
なんて言われるだろう。
またうちの近所の評判が悪くなるなぁ。
おうじろう
またね。
こんな変なところだけど
またきてね。
補足)
30匹以上いた野良猫は、おうじろうが0歳の時、動物愛護団体の指導のもと去勢避妊手術を行いました。以来、うちに捨てられた子猫は健康診断など行った後、愛護団体で里親探しをしてもらったり、成猫でどこからか流れてきた猫も去勢避妊手術を行なってきました。それぞれ天寿を全うしています。今日現在、うちに来るレギュラー猫は14歳が一番年上で3匹です。

