義父のガン治療 | コトダマ

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思いやりのある、優しいひとになる!これが私の生きる道☆ そこはかとなく「優しさ」が漂う、
そんなブログになれば、うれしいです。

妻の父にガンが見つかりました。
手術できない箇所のため、
抗がん剤と、放射線治療を行っています。
入院から2ヶ月。

治療でどんどん体力が弱り、
今日、別の臓器に影響が出たことが判明したようです。
非常に残念です。

ガンの発見前は、至って元気だったのに、
治療により、病人になったような。
とは言え、放置するわけにはいかないですが、
いま、いわゆるQOL(quality of life)が
損なわれてる気が致します。

そんな義父を看病する、
義母や、妻も心配です。

そんな私は仕事漬けで、それこそ
ライフワークバランスが損なわれてます。

ところで、今日移動中読むために買った、
百田尚樹さんの本の中から。
(一部簡単に表現してます)

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父が、毎日ひたすら、定年まで、
暑い日も寒い日も、
ひたすら水道管を修理する、
そういう仕事をして、私たちを養ってくれた。
別に父が格別に立派とも言えない。
当時は父と同じように、
しんどい仕事、苦しい仕事を
黙々とやり続けた男たちがたくさんいたからだ。

そうした労働の総和が日本の発展を築いたのだ。
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なるほど、その通りと思います。
私は、どうも考え方が古いのか、
今どきの価値観がスゥーっと入ってきません。

家庭があって仕事があり、
仕事があって家庭がある。
ニワトリと卵のような話です。
私と仕事と、どっちが大切なの、的な。

いまのライフワークバランスという言葉は
仕事しすぎず、家庭を大切に、
というニュアンスが強いような気がして
私は好きでありません。

もちろん家庭が大切で、
家庭を守るために仕事がある。
ザ、中小企業の発想でしょうか。

いま、心身ともに妻は大変と思いますが、
一方で私は私で、やるべき事をやらねば、
そんな思いでおります。

生きてるって、いろいろありますね。
生きてるから悩みがあるのですが、
生きてることが、
普段は、意識せず幸せであることを、
ちゃんと意識しなくちゃいけませんね。
でもそれは簡単じゃない。
無意識に、当たり前が、いっぱいになっている。

生きるって、奥深いですね。