3年前に静岡の茶友のご紹介で、静岡で茶ツアーを組んでくださるそふと研究室の存在を知りました。
3年前にその静岡茶市場ツアーに参加して以来、fbでそふと研究室をフォローしています。今年の初めにバイトしたのがきっかけで、またツアーに参加しようと思い立ちました。
目当ては2015年の11月に訪れた豊好園と、その前日ツアー訪問先のカネトウ三浦園です。
〈カネトウ三浦園〉
つゆひかりという品種の煎茶と、手摘み和紅茶を淹れていただきながら、茶草場農法のことについて、色々熱心にご説明いただきました。
世界農業遺産となっている茶草場農法は、初めて耳に触れた情報ですが、とても興味深い茶園管理の方法です。
大体3年に1回茶畑で草を敷きますが、人力で草を刈ったり切断したりしないといけないという、手間ひまのかかる作業です。そこから育む生物多様性はとても大きな財産となっているようです。
早速茶畑に連れていただき、色々見せていただきました。製茶前に被せていた山の息吹という品種をご案内いただきました。
茶草場農法を行ったところもご案内いただきました。本来の土との比較です。両側にあったのは違う品種で、確かつゆひかりとおくみどりです。
茶園管理で農林水産大臣賞を取った三浦さんです。
山の息吹を少量、摘んできました!
帰りに金谷駅近辺で茶祭りをやっていた様子もちらりと窺いました。
〈豊好園〉
豊好園さんには、2015年11月に茶友のご案内で、台湾茶農家の友達と訪ねました。豊好園再訪は今回旅に出たきっかけだったが、またそこから日本茶の世界を深められました。
ツアー当日は朝から土砂降りで、ほぼ全身ずぶ濡れでバスに潜り込みました。それで予定していた雲海の茶畑から、工場への見学に変更しました。
この規模の工場は、初めてでした。粗揉機でした。
その工場は両河内地区の共同資産らしく、その後、豊好園自らの工場も見せていただきました。雰囲気でしか味わえませんが、最小限の機械と量産の規模となる機械の違いはよくわかりました。
茶室に入り、試飲タイム!
山の息吹、おおいわせ、いなぐちという3種類の品種茶を飲ませていただきました。やぶきた以外、毎年20数種の品種茶も生産しているそうで、今年の出来も楽しみです♪
ちょうど飲み終わる頃に、天気が晴れてきたので、いざ茶畑へ。
明るいブルーのTシャツは豊好園の片平さんです。彼に向かって、右側は山の息吹という品種で、左側はおおいわせという品種です。
茶の道は長いし深いです。日本茶は私にとってなおさらです。
消費の習慣も台湾茶とだいぶ違う中、本質的なことを求めようとすると、私はまだまだ部外者のようです。たまには、こう日常から脱出して、非日常的な刺激を自分に与えます。
振り返ってみると、きっと一歩一歩踏んでくる甲斐が見つかると思います。
茶の道は長いし深いです。日本茶は私にとってなおさらです。
消費の習慣も台湾茶とだいぶ違う中、本質的なことを求めようとすると、私はまだまだ部外者のようです。たまには、こう日常から脱出して、非日常的な刺激を自分に与えます。
振り返ってみると、きっと一歩一歩踏んでくる甲斐が見つかると思います。
〈メモリーズ〉