【無事 卒業茶会】5:「未済」の言葉 | 飲水思縁〜台湾華語・台湾茶人文教室準備中

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飲水思源とは中国語の四字熟語で、
水を飲んで、その源に感謝の気持ちを抱くということです。

お世話になっている日本で、
生まれ育った台湾の良さを伝えていくことをライフワークにしています。

袴、日本茶室、記念冊子、という三つのことが決まり、ちょし 先生に助けを求めて開催をまとめた【無事 卒業茶会】です。

2016年明けは、いきなりの案内状!・・・・・
高仲健一 画陶展・・・・・

1 :案内状と満席御礼・・・・・
2 :
『歳月静好』―記念冊子の有料配布について・・・・・
3 :無事開催御礼・・・・・
4
 :茶室でベトナム茶菓子を味わう・・・・・
5
 :「未済」の言葉


思えば、年末の案内状企画からこの記事まで、【無事 卒業茶会】は8ヶ月もかけた、今までのない大きなプロジェクトでした!

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記念冊子まで作らせていただき、茶会も3部制の計30名さまを迎えることができたのは、ちょし先生をはじめ、水屋のヒロエさん、yunさんに多大なご助力をいただいたからこそです。

記念冊子を配っていた時に、柿の飾り物もご来場の皆様に差し上げました。中国語の柿は事と同じ発音で、「無事」が込められています。

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「未済」とは「未完成」の意味で、その言葉は易経の最後の卦だと、高仲健一氏の『山是山 水是水』の最後の巻に教えてもらいました。とても示唆的です。

これからも幾多の波を乗り越えるのと同時に、お茶は、一生付き添ってくれる大切な友でしょう。

さらに、記念冊子の『歳月静好』にも書いたが、修士課程修了の時点には、「心の大地に、藤色の小さな、ささやかな花を咲かせて、その風景を愛し続けたい」と。

実際に一輪、一輪の藤色の花を咲かせるため、私の心にはこれまでのない物事に対する姿勢が必要です。

お茶を知りたい、ここままでは満足できない、といって、博士課程に入った理由も、その辺にあるかもしれません。


*共催の富田直美(ちょし)先生のご報告

神融心酔
この茶会は一つにまとまれるのは、先生の力が大きく発揮していました!深く感謝しています。


*茶会にいらしてくださった方の素敵な記事をリンクさせていただきます!ご参加いただき、ありがとうございました。

Cha-No-Yu China 中国茶と和の粋
茶への美意識が私好みの先輩です。温かく見守ってくださった内容が嬉しいです♪

俳茶居
ダンディで知的な茶友です。いつも応援してくれてありがとうございます!

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