わたしたちは普段、後ろ向きには歩きません。
それは、目が顔の前についているからです。
今回ご紹介するイルチブレインヨガの「後ろ歩き」は、
普段使われていない筋肉を使うことで、体と脳を活性化するトレーニングです。
脳の思考回路や考え方を柔軟にする効果があります。
このトレーニングを行う時には、十分な場所を確保し、
危険がないよう他の人に見守ってもらいましょう。
◆脳は使わないとダメ
体の筋肉や関節は、使わなければどんどん固まってしまいます。脳も同じです。
脳が使われないと、脳神経と脳神経の間にあるシナプスの働きが低下します。
逆に、ふだん眠っている脳を使えば、シナプスが増え、脳の神経回路が広がっていきます。
◆行動を逆にする
そこで、私たちがいつも行っている動作を逆にしてみましょう。
前歩きを後ろ歩きに切り替えるのです。
それだけで、脳は新しい経験に反応し、神経細胞を活発にします。
いざやってみると、バランスのとり方がいつもとは違うことに気付くことでしょう。
左右の平衡感覚が磨かれ、脳のバランスが改善される効果も期待できます。
後ろ歩き
(1)ある程度、広い場所が必要です。公園などでするのが良いでしょう。
危険がないように、他の人に見守ってもらいながら行いましょう。
(2)視線は正面を向いたまま、両腕を軽く振り、後ろ向きに歩きます。
(3)慣れてきたら、エネルギーを感じながら歩いてみます。
ポイント:後ろ歩きは、脳のバランス感覚を向上させる脳体操です。
同時に、体のバランス感覚を高める効果もあります。
私たちの足首や足の筋肉は、ふだん重心が前面に置かれていますが、
これを後方に移すことで、体のバランスを良くする効果が期待できるのです。
効果:平衡感覚、左右のバランス、左右の脳のバランスを取るのに効果的。
