
なんだかこちらを完成させるまでに1か月以上かかってしまいました…!
今年はエストニアの技法を使ったニットを少しずつ製作しております…!
写真の手首のデザインは、スコットランドのサンカ地方のサンカ・クローヴスの雰囲気を出しつつも、エストニアでよく使われている技法、横向きにステッチが入る飾りを施してみました。
ここまではまああれだったんですが、細かいパターン柄で何度かミスをしたり、親指の増し目の設計も何度もやり直したりしてものすご~く時間がかかってしまったんです、8月中旬に編みはじめ、9月の終わりくらいに完成したんだったかなぁ?

悩ましい日々の図面をきれいに書き直して保管します。

こちらは裏面。裏面を眺めるのも、なんか好きです・笑。
糸は、英国から取り寄せてつくらせてもらいました。
ジェミーソンズ・スピニング・シェトランドの、正真正銘のリアル・シェトランドウールです。
こういう糸でつくられたニットは日本ではほとんど販売されていないし、もし販売されていたとしても高価すぎて手が出ないので、糸も高価なんだけれど、これで好きなデザインで編んだ方が好みのものができるし、大きさもピッタリで多少はお値段も抑えられるのでいいかなあ…と思い、「ながくて風土」にて製作をはじめさせてもらいました。
…実はちょっと残念なことに航空便の送料が変わったんです。。。
今まで1玉くらいだったら糸代に送料800円くらいで送ってもらえたんだけど、今は1玉の送料が1100円~になります。
日本のネットショップみたいにある程度の重さまで600~700円とかではなく、英国からは50g、100gとちょっと目方があがるだけで送料もぐんとアップするのでセーターなどを編める重さの糸を買うと、だいたい3000~4000円の送料になってしまうので、糸の仕入れはかなりドキドキものなんです~笑!
昨年はアイリッシュヤーン(アイルランドの糸。アラン模様のセーターなどをつくるときは本場の糸がいいなあと思って…!)を800g(足りないといやなので結構多めに頼んでいます)が一番大物だったと思います。
今年はシェトランドウールでカーディガンを編む予定(わたしの♪)なので、現在、こちらの仕入れを計画中です。
さて、今年はこのリアル・シェトランドウールでたくさんの小物を編みました。
日本で売られているフワフワ(いろいろと加工がなされている)な糸とは結構違うので、少しざらっとした感触でなじみがない風合いかもしれませんが(日本の糸がずいぶんフワフワサラサラしているので、ひょっとして逆に粗悪な糸なのでは!?と思うようなw)、とっても軽くて暖かくて、羊の野性を感じるウールです。
時間の経過とともにザラっとしてくるのもとっても素敵で世界のニッターの方はこの糸をとても愛していると思います。
わたし、知らなかったんですが三國万里子さんのとっても素敵なニットは全部日本のメーカーの糸だと思っていたんです。
でも、フェアアイルのニットとか(編みこみ)はよくよく読んでみたらやっぱりこのリアルシェトランドウール(同じブローカー)の糸だったんです。
そして昨シーズンの「アラン・ロンドン・フェアアイル」(三國さんの著書)では多分全部英国の糸で作品が作られていたような気がします(違ってたらすみません、でもほとんどシェトランド地方のウールだったと思います)。
なんだか今さらなんですが、わ~~~…となんともうれしい気持ちになりました。

この、裏に渡った糸ですが使っていくうちに糸同士が馴染んでいって、混然一体となるんです(フエルト化する)。
繊維って面白いですよね。
使っていくうちの変化もお楽しみいただけるとうれしいです!
こちらも11月13日(金)のコクシネルに置かせていただきます。
よかったら、手にとられて、触れてみてくだいね~。