あとは焼酎で消毒したカメにみそ玉を投げ入れるだけで、仕込み完成♪
子どもたちが増えて、まだ授乳やオムツ替えが必要な時期は、朝から晩までいくつものことに同時に追われて、何をやっているかわかならいような感じで一日が過ぎてしまう毎日でした。
でもこんな時期だからと、味噌つくるのやめようとは、意外に思わなかったんですよね。
「赤子泣いても味噌仕込め」という言葉が古くからあるように、味噌仕込みというのは、なんだかとても欠かすことのできない仕事に思えたのです。
一度味噌をつくるようになってからは、味噌がなくなったその都度、買い求めるのがとても億劫になりました。
家族が増えてからは、味噌の消費量もかなり増えたため、なくなるペースもすごく速くなりました。
それに、せっかくだから美味しいもの、せっかくだから安全なもの、せっかくだからお手ごろなもの・・・と選り好みしていると、お味噌を選ぶにもなかなか時間がかかったり・・・。
なので、産後などでバタバタして、とてもベストな状況ではないのだけど、できる範囲でつけようと、考えました。それが理にかなっているなあと思えたのです。
最初は大豆をお鍋でコトコトコトコト・・・指で軽くつぶれるほどのやわらかさにまでゆっくり茹でて、お味噌をつくっていました。
そんなことができる状況でなくなってからは、圧力鍋を使用しました。
圧力鍋で大豆を茹でると結構金具の間から吹きこぼれるので、浸水させた大豆を蒸しカゴにのせて10分圧力をかければ、ふきこぼれもせずにやわらかく蒸せあがることがわかりました。
我が家が毎年大豆6kg分を仕込むのですが、蒸しカゴには500g分の大豆がのるので、2台の鍋で3回戦すると、全量が蒸しあがる計算です。10分の加圧なので、前後入れても無理なく2~3時間で終わります。
そんな感じで末っ子が生まれてからは3~4年は、このようにクイック蒸しで味噌を作っていました。
そしてようやく、今年はゆっくり豆茹でてつくろうかな~と思う心境になりました。子どもたちが大きくなったのだなあと、こんなところでも実感することができます。
お鍋の関係で、半日で2kg分しか茹でれないので、3回の休日をのんびりとこれに費やして、我が家の1年分のお味噌を仕込みます。
昔から、なんとなく思っていることがあるのだけど、それは「ベターを目指す」こと。
ベストな方法も存在するかもしれないけど、それにこだわりすぎていると結局なにもできなくなってしまうこともありますよね。
特に子育て中や、仕事に追われてせわしいときはなおさらだと思います。
そういう時、ベターを目指してやればいいと思うと、かえってたくさんの仕事が進んだり、学ぶことがあったりするものでした。
できれば釜を使って火で茹でて・・・とか、できれば最高の材料を使って・・・とか、思いもしますが、できる範囲でもやるってところを考えて、仕事が忙しいときや産後や子育て中で忙しいときの台所仕事をしてきました。
無理しなくても自分が思った一番いい方法で、できる時も来ることもあるし・・・♪
今年は全体の3分の1量を、値が張るけど、いい麹だなあと思う福井県「マルカワ味噌」さんの玄米麹を使わせていただきました。
ここ数年は全量、長野県木曽福島の「小池糀店」さんの米麹でつくっていましたが、ひさびさマルカワさんの玄米麹味噌を食べれるわ
マルカワ味噌さんの麹は自家採取した麹菌でつくられていて、日本酒にしても、味噌にしても、醤油にしても、とにかく万能においしい麹です。
ちょっと贅沢な玄米麹を使った味噌には、塩もいつもよりよさ目のものを・・・
土佐の天日塩、「美味塩(うまみ)」です。
贅沢気分を味わうことができます
でもね、うちのスタンダードは「小池糀店」の味噌かな。コスパなども含めて、本当に使いやすく優秀な麹で、お世話になってます!
やり方、道具、材料、上を見たらキリがありませんが、手に入るもので、自分の持っている道具で、ゆっくり進んで行きたいです。
さて残念ながら、今年は相棒くんがモーレツにまた忙しくて、味噌仕込みはほぼわたしがひとりでやっています。
でも、豆をつぶすのだけ、1度だけ手伝ってくれました。やっぱり仕事が早い!わたしはあまり腕に力がないので、ホント助かるんですよねぇ。
・・・味噌は1年中仕込めますが、この寒い時期に仕込んだ味噌を「寒仕込み」といい、発酵のスタートがかなりスロー。
春になり、ゆっくりと温度が上昇して発酵が進み、夏場の高温でラストスパートかけ、一度転地返しして、温度が下がりかけたころから食べ始めると、美味しいお味噌ができるそうです。
夏場に仕込むと発酵がかなり早く進みますが、これはこれでとても美味しいですが、やっぱり夏場にグラグラ3時間も大豆を茹でるのはのぼせます
先日は名古屋でも雪が積もりましたがその雪景色を眺めながら大豆を茹でて暖まり、仕込みで汗をかいて・・・大変ながらも楽しい冬の行事です。
昨年の記事(我が家のレシピも)はこちら
http://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20130210
おととしの簡潔なレシピと道具紹介の記事はこちら




