気心知れた得意先。

25歳の時から2年間お世話になった所で、この年、この立場になった今、恩返し的に力を使いたい。そんな気持ちにさせてくれる相手。

 

17日

朝、庭の草むしりの最後のゾーンをやってから出張に行こうと、結構頑張った。

そのせいで腰をやってしまったようで、移動がかなり大変に・・。

 

あ、そうそう。福岡市内のホテルがバカ高くなっており、今回は初めてのホテルだったが・・

過去最高に近い狭さw

まぁ別にいいんだけど。

 

18日

大橋のその新しい場所は実は初めて。

なるほど、こちらで新しい活動が始まってるのかと。

その2Fの研修室で約70分。講演した。

なにげにこの立場になってからこの尺で話をすることはなかったので、いたくみなさん感動してくれた。

 

一緒に昼をと言われたが夜も一緒なので断り、自由にさせてもらう。

(香椎宮に行きたいと言ったらぜひぜひと勧めてくれた)

ホテルに戻り、急いで着替え博多駅へ。

ラーメンでもと、いつも行くラーメンゾーンに行ってみるも、観光客ですごい行列・・。

時間を有効に使いたい。もういい。電車乗ろう。

 

目指すはまずは香椎宮。

1番線ホームに降りてみると、そこになんと立ち食いラーメン屋が。

電車の出発時刻まで5分。食えるか・・?

チャレンジしてみた。

めっちゃギリギリだったけど、電車の入線と同時に食べ終わった。

この時間節約は相当ありがたかった。

 

香椎駅から乗り換えて香椎神宮駅に行くのが通常パターンだったらしい。

しかし地図上では香椎駅からでも歩けなくはなさそうだったため、徒歩を選択。

これがかなり実は大変だった。20分くらい歩いたかな。

 

長い参道を歩き、二つ目の鳥居をくぐると・・

 

見事な楼門が。

その先にキレイな朱色に染められた本殿。

御朱印。見開きの特別なものをいただく。

 

参道の途中にこんな石碑があった。

これ、どこで切るかで全然意味変わってくるじゃんw

しかもあえて、人のあとに微妙なスペースがあるような気がしてならないのだが。

 

帰りはさすがに香椎神宮駅から帰ろうと歩いていたが、どうも駅らしい案内が出てこない。

それもそのはず、小さな駅で無人。

単線で、ここでかなり待った。

香椎駅までまた歩いても時間は変わらなかったかも。

 

返す刀で次は筥崎宮へ。

三大八幡宮の一社とのこと。

八幡宮は大分の宇佐神宮が総本山と思っていたけど、三大というのがあるらしい。

もうひとつは京都の石清水八幡宮。ここもいつか参拝したい。

JR筥崎駅からいったので、ここに着いたけども。

この鳥居を背に見てみると・・

果てしない参道が伸びている。この先に筥崎宮駅があるみたいだけど、一体どれくらい長い参道なのか・・。

本殿に向かうと、すごい迫力だった。

この写真は、なんというかベストショット。

和服の女性と筥崎宮の迫力。

「敵国降伏」の文字。

 

物騒な4文字だけど、調べてみると「武力ではなく、徳を持って導く」の意らしい。

調べないとわからないよねぇ。

 

ここから博多まではJRで2駅。

戻って電車も考えたけど、ええい歩いちゃえと。

・・途中軽く後悔したw

 

一つ目の吉塚駅で乗ることも考えたけど、博多からまたホテルまで微妙に戻るしなぁと徒歩続行。結局1時間以上歩いたのかな。

 

腰をやられていたのと、午前中立ちっぱなしで講演だったため、そりゃ疲れるわ。

ホテルでしばらく横になり、シャワーを浴びて再び街中に。

予約してくれていた店がまた高級で。

刺身盛やら馬刺しやら、日本酒にあうからと相当な贅沢だった。

さすがに得意先の方相手なので写真は取れず。

 

帰りはその店(春吉)からホテルまで会長(83)が送ってくれたのだけど、あの中洲の歩行者の嵐の中、デカいBMを運転する様子を見てると、若いよなぁ・・。

 

19日

久留米へ。

仕事的にはこっちが本番。

仲良しの得意先の皆さんが多く、全力で集客してくれていた。

それならこっちも全力を出しますぜモードで喋っていると、予定より10分長く喋ってしまった。使った資料は同じなので、かなりアドリブを放り込んだ。

それでも、聞いている人たちの熱気が伝わってきて、こっちもノッた。

会長のお姉さん(88)も相変わらず元気で、自分と会えるのを楽しみにしてくれていた。

 

その帰り。

ぜひここのうなぎを食べてもらいたいとのことで、わざわざ車で20分かかる名店に連れて行ってもらった。

 富松うなぎ屋

なんでも、九州じゅうからうなぎといえばここで食べたいと集まってくる店らしい。

 

有無を言わさず、せいろ蒸しの特上を注文してくれて、これがまぁうまいのなんのって。

浅田次郎に言わせると、うなぎは注文を受けてから焼くので40分ででてきたらその店はダメだ。何も言わずにお金を置いて出ていく。とのことだけど。

このせいろ蒸しは、せっかちな九州人のために作り置きができるようになっているらしく、すぐに出てきた。

 

16:00頃、ホテルに戻る。

情報遮断してドキドキしていたアウェイ岡山戦。

奥さんがひとり旅で応援に行っている。

それを最初から最後まで観る。

 

・・。

悔しい。悔しすぎる結果。

しばらく起き上がる気持ちになれなかった。

 

が、福岡最後の夜。

それらしいもの食べないとと、着替えて外に。

博多駅そばのもつ鍋屋に。

うーん・・まぁうまかったけど、もつ鍋はまだ上があるな。

(意気消沈のマインドで行ったからというマイナスがあるかも)

 

翌日、午前便で帰って夕方家に着き、奥さんが帰ってくる前に家事全般を一通り終えて岡山から戻ってくる奥さんをお迎えに。

たぶん相当疲れて帰ってくるはずだから。

 

そんな福岡シリーズ。

正直相当疲れたけど、トータルで充実した時間でした。