数年前に映画が話題になったこの物語。

本で出てるなら是非読んでみたいと手に取った。

 

 

 

忠臣蔵は、結構好きで何年かに一度波が来る。

大石神社での御朱印帳スタート、泉岳寺終わりなんてこともやった。

講談も12月14日が近づくと赤穂義士モノが聞きたくなる。

 

内蔵助という表記で「くらのすけ」と読むのは最後まで慣れなかった。

これはこの本に始まったことではないんだけど。

 

当時の時代の貨幣価値を、現代に置き換えていることでかなり感覚がわかる。

これはこれでいいことなんだけど。

 

やっぱさ。

軽いね。

そりゃもうあとがき読むと、それは覚悟の上だとわかって書いてるけど。

面白おかしく、史実は曲げずに。

忠臣蔵をそうすることに難しさはあるのだろう。

 

ただ、「なんでやねん」を多用しすぎ。

一発であれば効き目あったのに。

 

 

講談が聞きたくなってきた。

雪の降る夜のあの情景を想像しながら武士の一分をかみしめるあの感じ。

詫び証文、徳利の別れ・・

 

義士伝はやっぱそっちだよな。