焼津出張。
これについては割と自主的に入れたスケジュール。
この日に会社を離れたい理由があった。
3日間、7回連続のリモート研修が予定されていて、自分もそこで話す役割があった。
それが会社のスタジオから中継ということで、全部生中継という計画だった。
やだよそんなの。
13分のプレゼンを7回?
それも3日間拘束?
リモート研修でしょ?同じことやるんでしょ?
こっちがリアルタイムでやる必要ある?
ということで、この日程で出張が入ればそれを断れるという背景があった。
研修のプレゼンは事前に収録ということにさせてもらった(これはこれで大変なんだけど)
焼津。
数年前に参拝した焼津神社へまたいきたい。
あれはたしか最初の御朱印帳だから・・
調べてみるとR1,11,20。
しかも御朱印帳1冊目のまだ前半だった。
古事記の知識もまだそんなになかった時期。
特にヤマトタケルは古事記の後の方で登場するので、この焼津神社のいわれをその頃はまだ認識していなかったと思う。
焼津着13:30
ホテルに荷物を預けて、チャリを借りようと思ったが出払っていて断念。
歩いていくしかない。
まずはなんか食おう。
地元っぽいお店で、海の幸を食べたい。
お食事処 黒潮
黒潮定食2000円。
めっちゃ豪華。
そのまままっすぐ焼津神社へ。
以前は車で来たので、位置関係はわからなかったけども。
前とかなり変わっていた。
社務所が新しく別なところに建てられていた。
古事記に出てくるヤマトタケルは、腕っぷしも正義感も強いんだけど、強すぎて親も恐れるあまり、他の地方を制圧するというミッションばかり与えられていた。
鹿児島、出雲を制圧して戻ってくると、今度は東に行けと。
その途中、この焼津で敵に殺されかけた所、咄嗟の機転で草を焼き返し、身を守ったその場所にこの「焼津」という地名が付いたと言われている。
(※所説あり)
社務所は変わったけれども、拝殿と本殿は変わらない。
(そりゃ変わるはずない)
5年ぶりに参拝して、御朱印をいただく。
今回は、古事記特別の御朱印帳の方。
通常の御朱印帳にはダブりなしをルールにしているため。
それが、なんというかすごい巡り合わせで。
古事記特別の最新の御朱印は、昨年の11月に参拝した茂原の橘樹神社。
ここがなんとオトタチバナヒメを祀る神社。
ヤマトタケルとオトタチバナヒメ。
この並びは古事記フリークなら涙モノの並び。
しかもこの2柱を祀る神社の少なさもあって、レア度はかなり高い。
見開きで並ぶ状態であったことも、地味に大きい。
(もし御朱印を書く宮司さんがこれに気づいたら・・と思ってたけど残念。気づかず)
今回の焼津訪問の、プライベートサイドはこれが一番のミッションだった。
コンプリートできて嬉しい。
来た道ではないコースをまた歩き、ホテルに戻る。
ホントはチャリを借りられれば千手観音の大覚寺にも行きたかったが断念。
都合2時間弱歩き続けたため、足がさすがに疲れた。
夜は焼津の社長と久しぶりにメシ&飲み。
なんとその社長、前職時代にあの乾くるみと寮で同室だったという事もあり、昔からよく話をする間柄だった。
久しぶりという事もあって、焼酎のボトルを空けてしまった。
正直、バカ飲みしてしまった。
翌日、会議でみなさんに言われた。
あれ?さっきリモート研修で話してましたよね!?
もう焼津に移動されたんですか?ワープとかできるんですか?
ああ、実はあれ収録なんです(笑)
ホラこの方が効率的じゃん。
結果的に仕事2個やってるよ。