最近、完全に趣味と化している神社巡り。
この趣味、一見ジジ臭いけどかなり自分の知識欲にヒットした。
最初は御朱印目当てだった。
そこからそれぞれの神社の御祭神に興味を持ち、そこから古事記へ。
その古事記にハマった。
古事記に関連する神社を廻りたい。
そして、新しく御朱印帳を買って古事記に関連する神社だけを集めたい。
ではそのゆかりのある神社とはどこなのか。
これを出張の移動中に調べまくった。
イザナギとイザナミが国生みのために降り立った「おのころ島」。
最初に生んだ島、淡路島。
ここから始めよう。
大きく分けて、
国生み編(イザナギ・イザナミ) 淡路島・熊野・松江
アマテラスオオミカミ編 伊勢・高千穂
スサノオ編 出雲・松江
オオクニヌシ編 出雲・松江
天孫降臨ニニギ編 高千穂・霧島
神武天皇編 宮崎・北九州・広島・熊野・奈良
ヤマトタケル編 かなり広範囲
こんな感じに分けられる。
できたら時系列を守りたい。だけどそれはかなりムリな感じ。
脇役も味のある神様(←言い方失礼)が多くいる。
ヒルコ
カグツチ
タケミカヅチ
アメノウズメ
クシナダヒメ
ヤガミヒメ(白兎)
スセリヒメ
スクナビコ
タケミナカタ
サルタヒコ
コノハナサクヤヒメ
なるべく時系列順に書いてみたけど、まだいると思う。
この神々を祀る神社もある。
なんだかここからのライフワークにしてもいい感じになってきた。
ちょっと早いけど、定年後の楽しみができた気がする(笑)
*******
ということで、速攻で実行に移す。
意外と自分、こういうのにハマると実行力ハンパないタチなんで。
姫路出張が入り、その前の時間を空けた。
なぜか?淡路島に行きたいから。
何度もグーグルマップで位置関係を確認し、時間と距離を測る。
最適なスケジュールで、無理なく廻りたい。
まずは国生み編。
「伊弉諾神宮」イザナギとイザナミを祀る。
古事記としてはストーリー最初に登場する神。(正確に言うとそうではないが)
ここで御朱印帳を買うことも決めていた。
さすがに「神宮」の格を持つだけあり、非常に格式がある。
最初に生んだ島、淡路島。
その地でイザナギとイザナミを祀るというホントの「最初」感。
ここから初めてよかった。
念願の伊弉諾神宮の御朱印帳。
「御神印帳」となっている。
やった。
ここを最初にできたこと(この御朱印帳にできたこと)で、ストーリーの最初を守れた。
まずはミッションクリア。
そして。
かえす刀で、次はイザナギとイザナミが最初に生んだ島「おのころ島」にまつわる場所に。
車で20分ほど南下、淡路島の下の方にある「おのころ島神社」。
でっかい鳥居がそびえたっている。
参拝客が自分以外にもいた。
いずれもレンタカーで一人で来ている。御朱印をもらっていたところを見ると、同じような目的なのかもしれない。
拝殿・本殿は意外にも大きくはない。
御朱印は、手書きで書いてもらったものと限定の書置きを両方いただいた。
あと、家族にもお守りを買った。
淡路島に来ることは、自分で作らないとありえない。
せっかくだから古事記に関連する神社は参拝して帰りたい。
下調べで、淡路島を生む前に生んだ「ヒルコ」を祀る神社があった。
さすがにメジャーではないが、最初の子ヒルコはのちに「蛭子さま(事代主命)」となる。
ここには手を合わせておきたい。
淡路島の東の海沿いをパンを食べながらひた走り、到着。
石屋神社と岩楠神社。
残念ながら社務所に人がいなかったたため、御朱印はもらえず。
岩楠神社の方はひっそりとしているけど、洞窟のような穴がロマンを感じる。
**********
初めて淡路島に上陸した。
まさかこんな用事で、こんな楽しみに思って来るとは思っていなかった。
さて、目論見通り伊弉諾神宮で御朱印帳をスタートし、おのころ島を生んだところまでストーリー通りの流れ。
次はイザナミが火の神(カグツチ)を生んでやけどで死亡、イザナギがカグツチを剣で斬るシーンなんだけど・・。
三重の熊野なんだよね・・。
イザナミとカグツチが祀られてる神社。(花の窟神社と産田神社)
熊野はどう転んでもついでに行ける所じゃない。
そこを飛ばすとしても、次は黄泉の国の入り口とされる松江(揖屋神社)か・・。
ここも難関だ。絶対ついででは行けない。
まぁあとは残念だけど順不同になるかな。
しっかし古事記に登場する場所って、なんて交通機関的に不便なとこばっかなんだろうか。
熊野、出雲、高千穂、みーんな非常に行きづらい場所。
だけどそれだからロマンがあるのかな。
ということで、老後の楽しみまで続くかもしれない趣味、スタートですw