チャボのMCに続く一曲目。
オリジナルのRHAPSODYにも収録されているので、別に今ここで書かなくてもいいのですが、書きたいので書きます!
OK! Come on リンコ ワッショー!
リンコのベースから始まる。
こころなしかRHAPSODYよりベースの音が強く、前に出てきている感じ。
ベースの音でドラムのスネアが揺れる感じが生っぽくてたまらない。
”お墓”のイントロのベースの時などもこれがあり、ホントにその場にいるようだ。
よォーこそという曲はあんなにカッコイイのに、コードは3種類しか使わない。
ちなみに雨あがりは4種類(正確には5か。sus4含めると)
名曲は単純なコード進行でできているんだとつくづく思う。
リンコのベースリフがしばらく続き、新井田耕造のドラムが加わり、チャボ、銀次のギターが加わる。
映像のチャボを見ると、この最初のコードはGだと思う。
A♯→B♯と進み、Gに戻る。この繰り返し。
このGで始まるキー、歌う人間にとっては恐ろしく高い。
CDのよォーこそにあわせて全編歌うことのできる男性は稀だと思う。
ギターはG→A♯→B♯→Gを繰り返しているが、
リンコのベースはずっとGのまま。
まるで「まだだよ。まだだよ」といっているようだ。
やがて清志郎が登場し、マイクを手に取る。
G A♯ B♯ G
「Sock it to Me , Hey Hey oh~」
G A♯ B♯ G
「Gotta Gotta!」
G A♯ B♯ G
「よォーこそー!」
この一発目の清志郎の「よォーこそー!」をきっかけに、
ずっとGのままだったリンコのベースが初めてA♯→B♯と進む。
この瞬間がたまらない。
「よーしこれからいくぜ!」というバンド全体のメッセージを感じる。
文だけ読むとちょっとマニアックに取れるかもしれないが、絶対にこの瞬間がたまらないと感じている人は他にもいるはずだと思う。
もし気づかなかった方がいたら、ちょっと意識して聴いてほしいポイント。グッときます。
後のそれぞれのソロは、別にここで自分が言わなくても充分素晴らしいので割愛ということで。
あと、清志郎の最初のフレーズ
「Sock it to Me」 (サカトゥミーに聴こえるヤツ)
これはSweet Soul Musicなどでも使われるフレーズだが、意味を最近知った。
オーティスなどのソウルマン達がよく使うフレーズで、Sock は「ヤル」ことを意味する隠語だそうな。
追記 個人的全曲解説のリクエストがありましたが、さすがにそれは・・・。
あ、いいこと思いついた!
これ、バトン方式でつなげていったら面白くないですか!?
「RHAPSODY NAKED 個人的1曲解説バトン」
どうですかね。Blue1981さん、nobuさん、rainbowさん、VJさん
バトン受け取ってもらえますか?(笑)
曲はなんでもOKというルールで。
このCDに関するブログはたくさんあっても、1曲に集中して書かれたものってあまりないですもんね。
多くの方の個人的解説を読みたいという欲求、自分だけではないと思いますので。
つながってほしいなぁ。