ふと思い出した。
7月29日。14年前のこの日、別所に勝った。
当時自分は大学3年でテニス三昧だった頃だ。カリメロのエースで中大オープンでも中シードがついている別所達三と試合して勝った。
DFからはオレと杉山。カリメロからは別所と淳也だったか。とにかく4人で昭島の昭和の森テニスクラブで1日テニスした。ものすごい暑い日で濡れタオルを頭に巻いてその上に帽子をかぶってた。
杉山が中附出身だったから、同じく中附出身の別所と淳也に声かけて実現した練習だった気がする。
とにかく別所と淳也に会うのは初めてだった。ふたりとも新人戦でいいところまでいって有名だったからもちろん知ってた。
別所はとにかくすごいスピンサーブを持っていた。あんなの初めてだった。普通に待ってると頭の上までボールが弾む。まるでボールが生きてるかのように。でもなぜか勝った。6-4だった。
おわったあと、別所はオレのサーブとパッシングを誉めてくれた。たしかにネットにでてきた別所を抜きまくった。でもあんたのサーブのが100倍すごいよなんて思った記憶がある。
なんかあの日を境に自分のテニスに自信が持てて、同時にテニスが全てといっていいあの時の自分自身に自信が持てた気がする。
なつかしいなぁ。もう14年も経つのか。