投資信託、運用商品を知らずに買ってはダメ
ファイナンシャル・プランナー 石原 敬子
投資信託は、伸びは鈍化しているものの、残高を増やしています。社団法人投資信託協会のデータでは、公募投資信託全体の純資産残高はこの数か月で80兆円前後で推移しています。2004年末が約40兆円、05年末が約55兆円、06年末が約70兆円と残高が増加している現状は、あちこちで見聞きする「個人マネー、投信へ流入」、まさにその通りのようです。 しかし、個人投資家の方にお話を直接伺うと、果たしてどれだけ投資信託を理解して購入しているか、疑問に思うことがあります。
●投資信託とは、運用のパッケージのこと 投資信託は資産運用の初心者にとって、投資の第一歩的な位置づけとして、しばしば語られます。しかし、本当にそうでしょうか。 投資信託は、金融商品や投資商品などの運用のパッケージだということを忘れてはいけません。パックされているものは、株式や債券、不動産、金などの資源、それとコールに代表される短期金融商品などです。
それを日本円建てでパックしていたり、外貨に交換してパックしていたりします。言い換えると、投資信託は、間接的に何らかの株式や債券、不動産、金などの資源、短期金融商品などを購入しているわけです。さらにそれを、日本円で投資・運用しているだけではなく、一度外貨に交換して投資・運用していることもあります。間接的というのは、投資家と投資対象の間に、運用者が入っているためです。
投資信託を購入する際に、銀行や証券会社などの販売窓口やネットバンキング、ネット証券などでは、必ずその投資信託に関しての説明がなされています。しかし、その多くは、大まかな投資対象、手数料などのコスト、リスクの内容、購入や換金時の注意点、分配方針、基準価額の推移などです。パックされている株式や債券など投資対象の詳細な説明は、どうぞ運用レポートをご覧くださいといった程度。しかも、初心者の目線に立った説明が少ないため、初めて購入した投資家が、自分の持つ投資信託は、どういった値動きするのかが分からないまま保有しているケースが少なくありません。
●株式や債券の特性や値動きを知ろう 例えば、世界各国の株価が暴落したと話題になっている最中に、債券だけで運用されている投資信託を持っている方が「株式が世界中で暴落したから、私の投資信託も損しているのではないか」と心配されることがよくあります。全く影響がないわけではありませんが、保有する投資信託の運用対象をきちんと理解し、あわせて相場環境を考えれば、それほど心配をする必要もないでしょう。その上、このような心配をなさる方は、その投資信託の直近の基準価額をチェックせずに、ただオロオロしている場合も多いのです。
投資信託が運用のパッケージである以上、それを購入する際や保有時には、その最終的な投資対象である株式や債券について、ある程度の知識を持っている必要があります。それなのに、一般的に「投資の初心者は、まず投資信託から」という指南が多いことには、疑問を感じます。
何も初めから、株式や債券の知識を持ちなさいというわけではありません。全くの初心者が、資産運用の勉強をする目的で投資信託を購入するのはすばらしいことです。しかし、「資産運用の初心者は投資信託からスタートし、リスク商品に慣れてきたら債券や株式、または外貨で運用をしてみましょう」というような趣旨のアドバイスは、いかがなものでしょうか。全く逆なのではないでしょうか。
●大切な資産、面倒がらずに勉強を 販売会社が投資信託を販売する際には、以前から目論見書の交付などが義務付けられていました。さらに金融商品取引法が施行され、ますます販売会社は投資家に対して説明を丁寧にしなければなりません。 しかし、投資家の本音を伺ってみると、説明が難しくて理解できないとか、聞いていて途中で面倒になったという方が多いようです。「では分からないことは質問をしてみてください」とアドバイスをすると、「何を質問してよいのかがわからない」とのこと。これも大きな問題です。
投資信託の説明のなかで一番大事なのは、購入時の基準価額や過去の分配金実績ではなく、購入後に日々変化する経済環境のなかで、どういったときにその投資信託が値動きをするのかです。どういうニュースに耳を傾けていれば、その投資信託の値動きに関連する情報が得られるのか知ることが大切です。価格変動リスクがある、為替相場の変動による影響を受ける、などのリスクの有無について説明を聞いただけでは不十分です。 「どういう経済環境のときに、この投資信託は値動きをするのか」を意識して投資信託を持ち続けるには、運用対象が何なのかをきちんと把握しておく必要があります。さらに、運用対象銘柄はファンドマネージャーが投資環境に合わせて入れ替えを行っていますので、運用レポートなどをチェックすることも大切です。運用レポートなどはどのように入手するのか、どこをどのように読んだらよいのかを購入時に確認しておきましょう。なお、この運用レポートなどのフォロー体制がしっかりしていると、後々、経済環境が急変したときには、とても安心です。
投資相談を受けていると、すべて投資信託を一くくりにして考えている方が多いようなのですが、「日本株の投資信託」とか「高格付の海外債券の投資信託」とか「世界各国のREIT(不動産投資信託)に投資をする投資信託」というように、「何を」運用先にしているのかがはっきりしないと、その先の話が進みません。投資信託というのはあくまでも運用のパッケージなのであって、その先に株式や債券などが運用対象として存在していることを意識してください。
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●石原 敬子(いしはら・けいこ)さんのプロフィール
● ファイナンシャル・プランナー(CFP)。証券会社に勤務後、フリーに。自治体・大学公開講座でのセミナーと資産運用アドバイス相談で、お金と行動の両面からサポートをするファイナンシャル・プランナー&コーチ。
2007年11月8日 読売新聞
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