(2011.11.27)
ゼローダを飲みはじめて、3日目。
まだ3日目なんで、当然ながら、効いてきたなーという実感もなく、過ごしていました。
なもんで、この頃は調子が悪くなる一方でした。
空咳から痰がからむ咳に変わってきていて、咳が出だすと、しばらく止まらないほど、しつこく続くようになってました。
この日の夜中、2時前頃、
寝ている最中に、咳が出始め、止まらない状態になったので、起きて水を飲みにキッチンに行きました。
今までは、腰骨に響いていたので、コホンと咳ばらいのような、かわいらしい咳をしていたんですが(*^nn^*)、
放射線の効果が出てきたみたいで、咳をしても腰に響かないと気付いてから、
ゴホッゴホッ(>Д<)と思いっきり咳をするようになっていました。
この咳の仕方がいけなかったのか、
冷たい水をグビッと飲んだのがいけなかったのか、
急に、
キューっと、
左脇腹が痛みだしました。
何、この痛み!?
と思っているうちに、どんどん痛みが増していき、
動けなくなる前に、キッチンからソファに何とか移動して座りました。
背中を伸ばしたり、咳をしたり、息を吸ったりすると、ますます痛みがひどくなるので、
浅い呼吸をし、前屈みなったまま、必死に痛みに堪えながら、
次の顔デカ先生の診察の時に、この状況を上手く伝えないといけないと思って、
どのようなとか、度合いとか、どの場所かを、頭のほんの隅っこで、冷静に判断してました。
23日に左肋骨が痛くなったけど、おとといには痛みは引いているし、その場所と今の場所は違う、
骨が折れた痛みじゃなさそうやし、
たぶんこれは、肺が痛いんやと思う、
キューと、
肺か胸膜が、こむら返りになった時みたいにつってるような、
締め付けるような、
そうや、“締め付ける”が一番近いな、
と。
恐るべし、マウルルちゃん(^-^;
痛みに必死に堪えていると、
なかなかベッドに戻ってこないことを心配したモナオくんが、ソファで顔をしかめている私を見て、
「どうしたん!」
「肺が…、急に…」
モナオくん、アタフタ
「痛いんか?とりあえず、痛み止め飲んでみたら?どこにある?」
「…う~ん…効くんかな……とりあえず…飲んで…みるわ。そこ……そこの…か、缶に」
痛みでアップアップの私は、薬が入っている缶のありかを上手く説明できず、
その上、なかなかわかってくれないモナオくんにイライラし、
「そこ( ̄□ ̄;)!!」
とイライラMAXで答えてしまいました。
痛みは人格をも変えてしまいますね(あっ本性か煜)
しゅん(.. )竑としたモナオくんは、
「はい」
と、万能痛み止め薬ロキソニンと水を持ってきてくれました。
イライラしてごめんと思いながら、ロキソニンを飲んで、痛みが去るのをひたすら堪えていました。
初めて経験したこの痛みは、どうやったら治まるのか、はたしてこのまま何もせずに治まってくれるのか、不安で不安で仕方なかったです。
モナオくんは、パジャマのままソファにうずくまっていた私に、上着をかけてくれ、ひざかけを足にかけてくれ、
ソファの横に腰掛け、心配そうに見守ってました。
モナオくん、この日3時には家を出ないといけないのに、
後1時間寝れたのに、睡眠を妨げてしまったぁ(>_<)
「薬…飲んだし…大丈夫やから…もう寝て……ありがとう」
「寝んでも大丈夫やから。心配やし治まるまで側にいてる。」
トラックの運ちゃんにとって、睡眠は大事。
さっき、きつい言い方して、ほんまごめーん(T~T)
痛くなってから1時間ちょっとたった頃、
薬が効いたのか、
痛みが自然に治まるタイミングだったのか、
痛みが徐々に治まってきて、息を吸っても、咳をしても、少し背中を伸ばしても、大丈夫になってきました。
「ちょっと治まってきたわ。もういけると思う。」
「そうか。良かったわ。仕事休もうかと思っててん。もう仕事行かなあかん時間なんやけど、行っても大丈夫か?」
私の顔を見て、大丈夫そうなのを確認して、
「何かあったら、電話してや。
あと…、痛いのんわかるけど、もうちょっと優しく言ってな(:_;)」
モナオくんが仕事に行って、30分たった頃、
やっとソファから立てるぐらいまで痛みが治まったので、
ベッドに横になりました。
「痛みがだいぶ治まったから、ベッドに横になれた。寝れそうやから寝るわ。きつい言い方してごめんね。」
とモナオくんにメールをして、4時頃やっと眠りにつきました。
この病気になって、初めて恐怖を感じた体の異変。
まさか自分の身に起こるなんて。
マジでヤツらがコワイよぉぉ(>_<)