すみだパークスタジオ演劇部・扉座大人サテライト公演「イーストすみだストーリー」 | 作家&講師・平野正喜/窪田柾の原稿用紙にコーディング

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IT作家/劇作家/ゲーム作家で講師の ひらのまさき/くぼたまさき の雑記。

すみだパークスタジオ演劇部・扉座大人サテライト公演「イーストすみだストーリー」千秋楽。

今年発足のしたばかりの「大人演劇部」の初公演ということで、私(57.8歳)と同世代の男女が「まあ、それなりに頑張ってる」姿を見に行ったつもりだったのだが、そんなもんじゃなく「こだわり抜いて全力で頑張る」姿に驚き、笑い、心の痛みに悶え、ちょっと涙し、たっぷり力を貰ってきた。正直、リアルすぎて参った部分もあったけど(笑)、今年は劇作家としては実績ゼロだった私だけに、もっと頑張らねばと思った次第。

 

今回の舞台は扉座お得意のオムニバス形式で、次回で23回目になる研究生公演「LOVE LOVE LOVE」で培われた作劇術とノウハウが見事に活かされてて、飽きさせない。そういえば、オムニバスで唯一の本公演だった2008年の「LOVE LOVE LOVE R36」も素晴らしかった。当時、私は(扉座の主力メンバーである横内謙介さんも岡森諦さんも)46歳で、リアルの自分に近いストーリーにドキっとしたことを思い出す。

 

歳を取れば、まるでそれに合わせるかのようにストーリーがやってくる。受け止めて返す為に、しっかりせねば。

 

下記はゲネプロ時の座長・横内謙介さんのツイート。

https://twitter.com/KensukeYokouchi/status/1205132287962013701