本日のカンタベリー競馬場の2レース、3歳未勝利戦(芝1200m)に、モーリス産駒のMaracaibo Sunという馬が出走します。今回はこの馬を取り上げていきます。

 

Maracaibo Sunは、父モーリス、母Maracas(母父Snitzel)という血統で、2022年のイースターセールで50万$という高額で落札されています。落札したのはK Yoshida氏。日本の競馬を知る人なら知らない人はいないであろうあのK Yoshida氏です。勝負服を見たら一目瞭然です。しかも管理するのは、あのHitotsuを管理したC Mahar師です。期待しない訳にいきません。

 

そんなこの馬ですが、デビューは2024年1月1日。日本で言うなら3歳の6月、それくらい遅いデビューになりました。当然もっと早くにデビューさせたかったのでしょうが、何らかの理由があったのでしょうね。

 

デビュー戦(芝1200m)は3着。中団から外を回して直線伸びてきましたが、前を捉えきれず、また後ろにも差され、という結果でした。もう少し距離が長い方がよさそうな印象を持ったレースでした。

 

そして2戦目(芝1400m)。距離も伸ばして今度は確勝でしょと思っていたら、まさかの13着。直線入り口で競馬を止めているので、何かしらトラブルがあったと思ってレース後コメントを読んだら、呼吸の異常音がしたので止めたとのことでした。これは仕方ない。

 

そして立て直しての今回です。もう3歳の最終月、今更焦るでもないでしょうが、あのK Yoshida氏が豪州で50万$の高額で購入した馬、しかもまだ牡馬のまま。やはりロマンを感じてしまいます。何とか良いところを見せて、そして出来れば快勝してもらいたいです。相手を見たら、1番人気でデビューから6戦して332322の馬(しかも同厩舎)がいますね。何でここにこんな馬が?と思いますが、まあ勝負の世界はそんなもんですよね。

 

Maracaibo Sunの好走に期待します。がんばれ🐴