今回は笠松競馬場の重賞、ぎふ清流カップを取り上げてみたいと思います。今回初めて知ったのですが、岐阜県の方は『清流』に強いこだわりがあるんですね。軽くググったら、
- ぎふ清流ハーフマラソン
- ぎふ清流里山公園
- ぎふ清流文化プラザ
- 岐阜清流高等学校
- ぎふ清流Greenでんき
など、さまざまなものに『清流』がくっついています。岩手県民が何にでも『銀河』を付けるのに似た感じなのかもしれません。
ちなみに、このぎふ清流カップですが、優勝賞金が何と1000万円、結構な高額です。こんなところにも、近年の地方競馬の好調ぶりがうかがえますね。そして、そもそも何でぎふ清流カップを取り上げるのかといいますと、このレースにグァンチャーレ産駒のブルーチースが出走予定だからです。
ブルーチースはここまで9戦3勝。2歳の暮れに準重賞のジュニアキングを勝っています。3歳になってからの3戦は未勝利に終わっていますが、徐々に調子を上げてきているように思えます.前走は出遅れて最後方からの競馬になり、差しの競馬で3着。新たな一面が出たとも言えます。ここは重賞ということもあり相手は強いですが、どこまでやれるか楽しみにしたいと思います。
それでは、主だったライバルを見ていきたいと思います。
リケアサブル
父:ベストウォーリア 母:アナコンダ(母父:フサイチコンコルド)
11戦4勝 ネクストスター西日本
高知:田中厩舎所属
近年の躍進目覚ましい高知からの遠征馬。高知の世代最強クラスのプリフロオールインには2度敗れていますが、高知優駿2着のワンウォリアーには2連勝しているので、高知でも相当上位クラスにいるものと思われます。ということは、ここでも一番強そうですね。高知ブランドの底力を楽しみにしましょう。
ミトノウォリアー
父:マジェスティックウォリアー 母:ハヤブサプリプリ(母父:キングカメハメハ)
13戦7勝 ゴールドジュニア
愛知:角田厩舎所属
名古屋からの遠征馬。名古屋最強馬のフークピグマリオンには頭が上がらないものの、笠松に遠征してきては重賞を2勝するなど、コース経験では他の馬をリードしているので、ここでも当然有力でしょう。東海地区の意地を見せられるか注目です。
ワラシベチョウジャ
父:ミッキーグローリー 母:パトリオット(母父:デュランダル)
10戦5勝 ネクストスター笠松
笠松:笹野厩舎所属
地元笠松からはこの馬を取り上げます。2歳時は正に無双状態でしたが、3歳になり他の馬も成長してきたからか、勝ち星に恵まれていません。とはいえ、ここ2戦とも2着と好走しており、今回も地の利を活かして好走するかもです。父ミッキーグローリーというのも渋くて良いですね。
その他、兵庫からダイジョバナイ、ミトノユニヴァースが遠征してくるなど多彩なメンバーが揃っています。
やはり賞金が高いと、他地区からも良いメンバーが集まってきますね。ここまでメンバーが揃うと楽ではないですが、何とか頑張ってもらいたいものです。
がんばれブルーチース🐴