今年のPOGですが、昨年と同様、モーリス産駒は5頭に絞って、残り5頭は制限なしで指名したいと思います。
今回はモーリス産駒以外枠5頭からいきましょう。選定方針は以下の通りです。
・福永厩舎から指名
・素直にキズナ産駒を指名
・新種牡馬からも指名
・その他有力厩舎から指名
まずは福永厩舎から。福永騎手に勝たせてもらった馬主、福永厩舎に先行投資したいと思った馬主はたくさんいるでしょうし、良い馬が集まっていると考えます。ということで、まずはこの馬からいきましょう。
アスクセクシーモア
父:キタサンブラック 母:アイムオールレディセクシー(母父:Ready's Image)
栗東:福永厩舎 馬主:廣崎利洋HD
この馬はセレクトセールで2億9000万円という高額で落札された馬です。福永厩舎の開業祝いとして奮発したであろうことは想像に難くないですね。
母アイムオールレディセクシーは米国産で重賞3勝を含む10勝を挙げている名牝。この馬の何が良いって名前ですよね。セクシーモアですよw 母由来の名前なので無駄にセクシーな訳ではないんでしょうけどね。確か福永師自身も苦笑しておられましたね。福永厩舎のエースとなるような活躍を期待したいです。
2024年のクラシック戦線で痛感したのは、種牡馬キズナの優秀さでした。繁殖牝馬のレベルが上がり、クラシックレベルの産駒もそれに比例して増えました。ここは素直にキズナの勢いに乗りたいと思います。ということで、この馬です。
エリキング
父:キズナ 母:ヤングスター(母父:High Chaparral)
栗東:中内田厩舎 馬主:藤田晋
この馬もセレクトセールで2億1000万円で落札された高額馬で、馬主は今一番勢いがある藤田晋氏です。母ヤングスターは豪クイーンズランドオークス(G1、芝2200m)勝ち馬で近親にもG1馬がいます。そして、管理するのはトップ厩舎の中内田厩舎。プラス材料しかない、ある意味もの凄く安易な指名です。
キズナときたらエピファネイアを指名しようと思ったのですが、何となくピンとこなかったので、キズナをもう一丁指名します。バランス的に牝馬も指名しないといけないので、キズナ牝馬にしてみました。
スニーカースキル
父:キズナ 母:ストリートバンド(母父:Istan)
栗東:杉山厩舎 馬主:藤田晋
またしても藤田氏の馬になってしまいました。こちらはセレクトセールで1億2500万円で落札されています。母ストリートバンドは米国産で、コティリオンS(G1、ダ8.5F)の勝ち馬です。管理するのが昨年のリーディングトレーナー杉山厩舎というのが良いですね。ここまでの指名は我ながら安易ですね…。
昨年は新種牡馬から4頭指名し、うち3頭が勝ち上がってくれましたが、重賞では結果を出せませんでした。今年の新種牡馬から選ぶなら、やはりサートゥルナーリアでしょうね。
クライスレリアーナ
父:サートゥルナーリア 母:シユーマ(母父:Medicean)
美浦:木村厩舎 馬主:サンデーレーシング
今度は美浦のキムテツ厩舎からの指名です。母シユーマはアイルランド産馬で、サンチャリオットS(G1,芝8F)を勝った名牝です。種牡馬サートゥルナーリアは未知数ですが、自身の競走成績から判断すれば、普通にクラシックに間に合うタイプでしょう。それに、キムテツ厩舎ならルメール騎手が乗ってくれるという安易な考えも正直ちょっとあります。
最後の1頭は、今年のダービートレーナーである安田翔伍厩舎から指名したいと思います。
ハウリングウィンド
父:ブリックスアンドモルタル 母:コンテスティッド(母父:Ghostzapper)
栗東:安田翔厩舎 馬主:吉田照哉
母コンテスティッドはアメリカで5勝。テストS、エイコーンSとダートG1を2勝しています。そして兄には金鯱賞(G2)を人気薄で逃げ切ったギベオンがいます。そのほかの兄たちも中央で2~3勝を堅実に挙げています。
ブリックスアンドモルタル好きなんですよ。何がって馬名がカッコいいからですかね。レンガとモルタル、アメリカンテイストを感じるのは私だけでしょうか。ブリックスアンドモルタル産駒は、芝ダートどちらも得意なのが良いですね。あわよくばダート路線、なんてことも考えてしまいます。翔伍先生はオメガパフュームでの実績がありますから、どっちに転んでも楽しみです。
以上5頭、今年は比較的ベタに、片っ端から高額馬を選定したような指名になりました。だって勝ちたいですもんね
次回はモーリス産駒の指名をしていきます。よろしくお願いします🐴