ランドウィックギニー(G1)から続くシドニー3歳秋G1戦線の第2戦、ローズヒルギニー(G1、芝2000m)。このレースにGanbareが出走します。


まずはライバルを見ていきましょう。

 

Militarize 3c

父:Dundeel 母:Amerindia(母父:Dubawi)

11戦4勝 ゴールデンローズ(G1)などG1 3勝

1番人気はこの馬。2歳時にサイアーズプロデュース、シャンパンS、3歳時はゴールデンローズとG1を3勝している世代屈指の実績馬。前走ランドウィックギニーでは大接戦ながらCelestial Legendの2着に敗れています。血統的には父の産駒Castelvecchioがローズヒルギニーを勝っており、2000mはイケるでしょう。

 ※2024/3/21更新 回避のようです


Tom Kitten 3c

父:Harry Angel 母:Transfer(母父:Street Cry)

13戦4勝 スプリングチャンピオンS(G1)

2番人気です。春シーズンはスプリングチャンピオンSで3.7馬身差の圧勝。結局2000mが向いていたということですね。秋シーズンはここまで3戦して5、6、4着。前走ランドウィックギニーでは後方からの競馬で4着。やはりマイルのスペシャリスト相手では歩が悪かったです。ということで得意の2000mであるここ勝負でしょう。

 

Riff Rocket 3g

父:American Pharoah 母:Missile Coda(母父:Smart Missile)

9戦5勝 ヴィクトリアダービー(G1)

この馬が3番人気、今年のヴィクトリアダービー勝ち馬です。前走のオーストラリアンギニーでは大勢決した後に突っ込んで来て3着。1400mでも重賞勝ちはありますが、得意なのはやはり長距離。この馬にとっても距離延長はプラスでしょうね。

 

Immediacy 3g

父:Tarzino 母:But Beautiful(母父:Pivotal)

3戦3勝 オータムクラシック(G2)

いわゆる上がり馬ですね。3か月ほど前にデビューして2連勝、その勢いで臨んだオータムクラシック(G2)では3馬身差の圧勝。まだまだ底を見せていないように思います。クラスが上がるにつれて着差が広がってるのがいいですね。父Tarzinoは祖父Tavistock〜曾祖父モンジューという血統で、距離延長は大歓迎でしょう。



主なライバルはこんな感じです。そしてGanbareは5〜6番人気くらいに位置しています。


Ganbare自身も3歳春にスプリングチャンピオンS(G1)で3着の実績があり、距離延長は問題ありません。ただ、他のライバル達も距離延長歓迎の馬が多いので果たしてどうかというところですね。しかし、そこはランドウィックギニー(9着)前に陣営が言っていた「この馬はローズヒルギニー、ダービー向き」というコメントを信じたいと思います。そうならばここに向けて仕上げて来るということですからね。


毎回がんばっているとは承知してますが、今回もがんばれGanbare🐴