2023年に入り2週が経過しました。モーリス産駒は新年早々にラーグルフが中山金杯を勝利。親父のスクリーンヒーロー産駒もアートハウスが愛知杯を勝利と、グラスワンダー系はお陰様で順調そのものです。

 

しかし、全てが順調な訳ではありません。2019年生まれの生産頭数で言えばモーリス、スクリーンヒーローに次ぐ第3勢力のゴールドアクター産駒。今回はここに触れたいと思います。

 

産駒デビュー第一号は2022年7月。ゴールドバランサーが福島競馬場の芝1800mでデビューし、2着と好走しました。恐らく晩成だろうと思っていたゴールドアクター産駒が初戦から好走したので、すっかり楽観的になってしまいました。これは初勝利は時間の問題だと。

 

それから半年。17頭のゴールドアクター産駒が延べ47戦しましたが、未だにJRA初勝利を挙げられていません。当のゴールドアクター自身の初勝利か3歳1月だったので、まあ妥当といえば妥当ではあるのですが。

 

ということで、初勝利が期待できる産駒を紹介していきたいと思います。まずは当然この馬から。

 

ゴールドバランサー 牡

母:ゴールドグローリー(母父:ハービンジャー)

戦績:6戦0勝 2着2回 3着2回

 

何だかんだ言って、この馬が最有力だと思います。ただ、差しの競馬では届かず、先行策で最後差されるという、もどかしい結果が続いています。ただ、どうしたら良いのか。ダートを試すか、騎手を変えてみるのか?

 

いつか順番が回ってくるとは思いますが、その頃に調子が落ちている可能性があるので、さっさと勝っても欲しい。1年先輩のアオイゴールドワンのようにならないで貰いたいです。

 

 

ゴールドプリンセス 牝

母:ゴールドエルフ(母父:キングヘイロー)

戦績:2戦0勝 3着1回

 

こちらは牝馬の有望株。デビュー戦(東京芝2000m)で3着。その時のクビ差2着がこの間勝ったモルトヴェローチェです。そして2戦目では1番人気になったのですが8着。馬体重がマイナス10kgと、デビュー戦の疲れがあったのかもしれません。

 

牝馬らしく、ゴールドバランサーより末脚の切れがあるように思いました。馬体を戻しての復帰が期待されますね。

 

 

サラサビーザベスト 牡

母:ポーカーアリス(母父:スウェプトオーヴァーボード)

戦績:3戦0勝

 

こちらは北海道サマーセールで1300万円で取引された馬で、今のところゴールドアクター産駒の最高値です。

 

初戦は芝1800mのレースで13着と大敗。2戦目はダート1800mに出走し、思い切って逃げの競馬をしたところ4着と好走。3戦目も同じくダート1800mに出走、人気を集めたものの、ペースが早くなってしまい8着に敗れました。マイペースで行ければ、ですね。




…って記事を先週から書いていたのですが、早速勝っちゃいましたね❗通算48戦目での初勝利です❗


勝ったのはゴールドレコーダー(母ゴールドタイリン)。小倉の未勝利戦(芝1800m)で鮮やかな先行抜け出しでした。鞍上の水沼騎手はこれが自身通算2勝目。嬉しさのあまり、未勝利なのにガッツポーズしてましたねw 父と同じオーナーの馬が初勝利というのも良いものです。


さて、日曜日ですが、ゴールドアクター産駒が今まで最多の6頭❕出走します。その中には前述したサラサビーザベストもいます。もしかして2日連続勝利があるかも、ですね。


これをきっかけにブレイクしようゴールドアクター産駒🐴