【カーチス R3C-0非公然水上戦闘機 & ドナルド・カーチス】-紅の豚- nanoblock | ― 屋根裏ナノブロック工房 Renovated ―

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29年前の今日。

1992年7月18日、スタジオジブリの『紅の豚』が公開されました。

 

もう29年も前の作品になるんですね。

でも今見てもまったく古さを感じさせない素晴らしい映画です。

 

そんなこんなで。

 

【カーチス R3C-0非公然水上戦闘機 & ドナルド・カーチス】-紅の豚- nanoblock

 

劇中ではジーナに惚れたり、フィオに惚れたりと大忙しな、大塚明夫さん演じるドナルド・カーチスの戦闘飛行艇をナノブロックで。

ポルコのサボイアと異なり、カーチスは複葉機です。

主翼が二枚あり揚力が得やすいためか、主翼の全長や機体サイズは単翼のサボイアより少し小さめになっております。

 

 

フロートを支える支柱が、三角形を描くように機体に斜めについているのが一つの特徴だと思っています。

ここをなんとかナノブロックで再現しようと四苦八苦しました。

結果としては良い感じになったかなと思います。

 

 

最後までポルコとは犬猿の仲だったカーチス氏。

でも実はとても気のいい紳士。

最後は母国アメリカで俳優になったようですね。

 

 

サボイアは曲線的な綺麗なフォルムの機体。

機体の左についている小さいプロペラ(黄色いポッチ)は、燃料をエンジンに吸い上げる風車式ポンプです。

 

 

ボス :「ひねりこみだ!!ブタが後ろをとった!」

フィオ:「ひねりこみ!?」

ボス :「ブタはあの技で、アドリア海のエースになったんだ。」

 

 

「スゲェ!豚が雲を引いた!」

 

まだ第一次世界大戦時の、レシプロ複葉機同士の空戦においては、騎士道精神が残っていたとかなんとか。

紅の豚に登場する人物達も、なんだかんだでお互いを認めあっている気持ちのいい男たちなんですよね。

 

今年の金曜ロードショー夏のジブリ枠では紅の豚はやらないようですが、もし見たことがない方がいらっしゃるなら機会があったらぜひ視聴してみて下さい。

ほんと、大人の渋みの効いた、気持ちのいいお話なのです。