― 屋根裏ナノブロック工房 Renovated ―

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― ナノブロック作品を まったり紹介する 辺境ブログ ―






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何年か前になりますが、家族で九州旅行をしました。

顔程の大きさがある佐世保バーガーも頂きましたし、海上自衛隊の施設も見学しました。

グラバー園や大浦天主堂にも足を運びました。

 

中でも私が一番に見たかったのは、軍艦島という名前知られている、端島でした。

 

そんなこんなで。

 

【軍艦島】 -端島- nanoblock

 

近代化しつつあった日本で、炭鉱島として一時期はとても栄えていた軍艦島。

そんな軍艦島をナノブロックで、極小サイズに組んでみました。

 

上の写真は南側から見た軍艦島です。

右上の建物群は鉱員社宅や端島病院、端島小中学校。

手前の開けた場所がかつての炭鉱関連施設。

今はもう跡しかありませんが、ベルトコンベアーなどが設置してあったとのこと。

 

観光地として有名ですが、天候や波の状況で訪れることが出来ない事もあり、行けたらラッキーという感じでした。

私たち家族が訪れた時は、ちょうど台風と台風の合間のタイミングで、たまたま天候も良く、波も穏やか。

観光船の船員さんによると「一年に10日あるかないかくらいに状況が良い」とのこと。

島にも上陸出来、かつての繁栄の後となる建造物群もゆっくり見る事が出来ました。

 

 

ナノブロックで組むにあたっては、写真とにらめっこしながら島の特徴を強調することで、見た人になるべく「軍艦島ってこんな感じ!」と分かって頂けるように組んでみたつもりです。

 

こちらの写真は北側からみた軍艦島。

主に鉱員社宅群が密集して立ち並んでおります。

大きめの社宅の屋上には、緑化スペースもあったみたいですね。

 

 

私たちが訪れた時は、島の南側中央の船着き場から道に沿って南下、最南端のプールあたりまで見られるという感じで、島内をめぐることは出来ませんでしたが、それでもとても満足できる観光でした。

 

子供も大きくなり、なかなか親と一緒に旅行に行ってくれるような歳でもなくなってきましたが、またコロナが落ち着いたら家族で行ってみたい場所のひとつです。

1984年7月21日。

SFロボットアニメの金字塔の一つと言われている、

劇場版『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』が公開されました。

それから37年…。

もう37年も経つんですね。

 

そんなこんなで。

 

【リン・ミンメイ】-超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか- nanoblock

 

令和になっても受け継がれる、銀河系アイドルの系譜。

その原点である歌姫、リン・ミンメイをナノブロックで。

 

私は年齢的に、初代ガンダムよりかは初代マクロス世代となります。

当時は作画どうこうを気にすることもなく、もともと戦闘機好きだったこともありVF-1バルキリー系が3段変形する姿に興奮を抑えきれませんでした。

その後、愛・おぼえていますかはVHSでテープが擦り切れるほどに見返し…気が付けば河森氏の(というかスタジオぬえ全般の)メカデザインが好きであると同時に、美樹本晴彦先生のキャラクターにどハマりしておりました。

 

 

当時はアイドル声優という括りは無く、ミンメイで一躍有名になった飯島真理さんも色々と複雑なお気持ちだったようです。

たしかシンガーソングライターという感じの売り出しでしたし。

とは言えマクロスファンとしては、やっぱりミンメイは飯島真理さんが演じて下さって本当に良かったなと今でも思っております。

 

 

今回のナノブロックの作品としては、劇中の最終局面、ミンメイがすべてを乗り越え、人類代表の歌姫としてその歌声を宇宙に響かせた時の衣装で作ってみました。

戦いしか知らなかったゼントラーディ軍やメルトランディ軍も、戦いの中で一人歌うリン・ミンメイの歌に呼び覚まされた太古の遺伝子を信じ、マクロスの援護に入ります。

当時CGアニメなどなく、全編セルアニメで描かれた細部まで書き込まれた大規模戦闘シーンは圧巻の一言。

ミンメイの澄んだ歌声。

当時のアイドルらしい動きと、重さを感じる衣装の揺れ等、語り出したらキリがないくらいに素晴らしい完成度の映画でした。

 

 

マクロスフロンティアやマクロスデルタと、今でも続いており、尚且つ人気も衰えていないマクロスシリーズ。

そんな中でも人気投票をすれば、安定して上位に入るのは、

やはり初代歌姫の『愛・おぼえていますか』。

後の歌姫達にもカバーされる、スタッフやファンに愛された真の名曲だと思います。

 

たまには金曜ロードショーなんかでやってくれても…いいのにね!

29年前の今日。

1992年7月18日、スタジオジブリの『紅の豚』が公開されました。

 

もう29年も前の作品になるんですね。

でも今見てもまったく古さを感じさせない素晴らしい映画です。

 

そんなこんなで。

 

【カーチス R3C-0非公然水上戦闘機 & ドナルド・カーチス】-紅の豚- nanoblock

 

劇中ではジーナに惚れたり、フィオに惚れたりと大忙しな、大塚明夫さん演じるドナルド・カーチスの戦闘飛行艇をナノブロックで。

ポルコのサボイアと異なり、カーチスは複葉機です。

主翼が二枚あり揚力が得やすいためか、主翼の全長や機体サイズは単翼のサボイアより少し小さめになっております。

 

 

フロートを支える支柱が、三角形を描くように機体に斜めについているのが一つの特徴だと思っています。

ここをなんとかナノブロックで再現しようと四苦八苦しました。

結果としては良い感じになったかなと思います。

 

 

最後までポルコとは犬猿の仲だったカーチス氏。

でも実はとても気のいい紳士。

最後は母国アメリカで俳優になったようですね。

 

 

サボイアは曲線的な綺麗なフォルムの機体。

機体の左についている小さいプロペラ(黄色いポッチ)は、燃料をエンジンに吸い上げる風車式ポンプです。

 

 

ボス :「ひねりこみだ!!ブタが後ろをとった!」

フィオ:「ひねりこみ!?」

ボス :「ブタはあの技で、アドリア海のエースになったんだ。」

 

 

「スゲェ!豚が雲を引いた!」

 

まだ第一次世界大戦時の、レシプロ複葉機同士の空戦においては、騎士道精神が残っていたとかなんとか。

紅の豚に登場する人物達も、なんだかんだでお互いを認めあっている気持ちのいい男たちなんですよね。

 

今年の金曜ロードショー夏のジブリ枠では紅の豚はやらないようですが、もし見たことがない方がいらっしゃるなら機会があったらぜひ視聴してみて下さい。

ほんと、大人の渋みの効いた、気持ちのいいお話なのです。