やしの木マウイ島からアロ~ハ❣やしの木
 
本日、ラハイナの現状を報告する動画
不動産エージェントの
ジェシー・ウォールドさんが
YouTubeにアップされたので
その内容をシェアさせて頂きます。
 
ラハイナの大火災があったのが
2023年8月、
それから一年8か月が経ちました。
住宅や商業施設の再建が
どの程度進んでいるのか
日本の皆様も気になって
いらっしゃるのではないでしょうか?
 
まず、樹齢150年の
バニヤンツリーのある
フロント・ストリート、それから
火災の被害が大きかった
周辺の住宅街は現在も
関係者以外はオフリミット、
侵入できません。
 
でも、ホノアピイラニ・ハイウェイ (Route 30) と
ラハイナ・バイパス (Route 30000) は
通行できるのでラハイナの街を通過して
カアナパリ、カハナ、ナピリ、
カパルア方面へ行くのは可能です。
 
では、よろしければ
ジェシーさんの動画にて
現状をご覧ください。
 
ちなみに、ジェシーさん、
私が住むコミュニティに
最近、引っ越していらっしゃいました。
年に一度のご近所パーティで
初めてお目にかかりましたが、
とても温厚でナイスな方ですョ。
いつも有益な情報を日本の方に向けて
勝手にシェアさせて頂いている旨を
お伝えし、お礼を申し上げました。
 
不動産業の傍らで
こういう動画を作るのは
なかなか大変だと思います。
 
では、参りましょう。
 

 
ジェシーさん、本当はもうちょっと
早くこの動画を作りたかったそうですが、
ハワイ島のキラウェア火山の噴火による
ヴォグ (vog) という火山性ガスと
大気汚染物質の影響で
空が曇っていたので綺麗な動画を
撮れなかったそうです。
私も喉がイガイガする日がありました。
こちらのサイトから空気の状態を
チェックすることができます。
 
動画はラハイナの南端、
オロワル、ラウ二ウポコ、
プアマナ周辺からスタートです。
 
ラハイナの復興計画は
とにかく住居を優先しているので
商業施設やバケーション・レンタルの
建設はあまり進んでいません。
 
フロント・ストリート (2:25) 辺りから
住居が再建されている様子が
見られます。
 
この一帯は海岸に近いので
建設するにあたって
特別な許可が必要なので
着工するまでに通常よりも半年から一年
長くかかるのですが、
マウイ郡の配慮で
道路の山側の建物に関しては
それが免除されたそうです。
でも、海側はきっと自然保護の観点から
場合によっては新たなセットバックが
適用され、火災前と同じ面積で
再建できなくなる土地もあるのかもしれません。
 
ラハイナ・ショアーズ (3:19) も
見えてきました。
大きなコンドミニアムですが、
やっと7月1日から
再入居できるそうです。
また、今年に入ってこの中の
6つのユニットの
売買が成立したらしく、
現在もいくつか
売りに出ているそうです。
ラハイナ・ショアーズの物件に
ご関心のある方、
是非、ジェシーさんに
ご連絡してみてください。
 
でも、この時期にマウイ島でコンドを
売買するのは色々な意味で
難しい判断だと思うのですが、
また、その件については別途
書きたいと思います。
色々とね~、ありますから。
 
マウイ島のバケレン規制のこととか、
観光客の減少とか、
最近は特に米大統領の政策の影響も
人の購買活動に影響を及ぼしているはず。
あと、マウイ島って結構、カナダからの
ツーリストが多いのですが、
渡米をボイコットするカナディアンも
増えている様です。
 
 
さて、皆様が気になっている
バニヤン・ツリー (4:30) も見えます。
青々としていますね。
専門家とボランティアの皆さん、
そして政府の方々 (DLNR) の
ご尽力のお陰です。
もちろん、被害に遭ったのは
バニヤン・ツリーだけでなく、
ものすごい数の樹木がラハイナとクラで
燃えてしまいました。
マウイ島の将来のために
木を育てよう、
そんな活動を行っている団体は
コチラ下矢印下矢印下矢印
美しいベイビービーチ (6:24) 、そして
ラハイナ Jodo ミッション (6:47)の
大仏様もありますね。
 
カラフルな全167棟の
プレハブ住宅です。
近くには州の資金で建設された
450軒の仮設住宅もあります。
 
それから火災に関わる訴訟の件ですが、
既にハワイ州や電力会社、
それから大きな土地の所有者側が
被災者に対して5900億円の和解金を
支払う事が決定。
その後、保険会社が異議を唱えるという
事もありましたが、
最高裁判所によって和解金の支払いが
認められ、先月、最初のご遺族が
2億1500万円相当を
受け取られたそうです。
 
ハワイ大学の調査によると、
火災以降、500人前後のラハイナ住民が
州外へ移転され、
それによって政府の収入が
約5千万ドル(70億円強)
減少するとが予想されています。
マウイ郡全体の人口も1,000人程度
減少したそうですが、
それは出て行く人の増加に加え、
転入者の減少も影響しているとか。
因みに、マウイ島の人口は約16万人です。
 
以上、ザッとですが
ラハイナの現状についての
まとめでした。
 
本日もご訪問ありがとうございました。