やしの木マウイ島からアロ~ハ❣やしの木
 
2023年8月に起きた
マウイ島の大火災からもうすぐ
11か月経ちます。
 
火災の被害を直接に受けていなかったり
被災地から離れた場所に住んでいると
マウイ島住民でも現状を正確に
把握していない、
それが現実です。
 
でも、本土などへ行くと、皆さんが
「マウイ島ってその後どうなりましたか」って
聞いてくださいます。
 
日本でもきっと気にして下さる方が
沢山いらっしゃることでしょうから
マウイ島在住の不動産エージェント
ジェシー・ウォルド氏が
2024年6月8日にアップなさった
YouTube動画をシェアさせて頂きます。
 
私はご本人とは全く面識がありませんが
ラハイナ上空から撮影された
ドローン映像が非常に明確に
現状を表しているので勝手に
ご紹介しています。
 
ラハイナへいらした方で現地の地理に
多少でもお詳しい方は是非、
YouTube 動画の説明欄に
タイムスタンプ形式で
主要な建物が明記されていますので
そちらをご参照ください。
 
では、まずは簡単に動画の内容
ご説明いたしますね。
 
撮影はラハイナのプアマナ地区から
スタートし、海岸線に沿って北上しますが、
途中で方向を変えたり、
山側を写したりすることで
ラハイナ全体を撮影しています。
 
ラハイナ港、バニヤンツリー、
キャナリーモールなど、
ラハイナへいらした事のある方でしたら
見覚えのあるエリアが
様変わりした様子で映し出されています。
 
カメハメハ三世の住居跡で
ハワイの聖地の一つでもある
モクウラというエリアは今後、
ハワイの人々のために復活させると
州知事が明言しました。
 
また、日本人に親しみのある
ラハイナ浄土ミッション
ベイビービーチのエリアは
別の動画がありますので
そちらは別途、ご紹介いたします。
 
上空から見ると思いのほか
瓦礫の処理と土地の整備が
進んでいることがわかります。
 
平らで赤い土になっているところが
既に処理された土地、
また、平らで灰色になっている部分は
赤土の上から砂利を敷き詰めて
土壌浸食を防いでいるところです。
 
これまで1,183 軒の住居跡が整地され、
残るところ 216 軒というので
かなり進んでいます。
行政のプライオリティは住居ですが、
商業エリアでは 159 あるうちの
39 カ所が整地されました。
 
住居の建設に必要な許可証は既に
10軒分が発行済、
54 軒が現在、
手続き中だということです。
このプロセスも普段よりも
スピーディに行われている様で
申請から発効まで一月以内だそうです。
 
地域の再建にあたっては
住民の意見を取り入れるために
コミュニティごとに行政が
企画ミーティングを行っているそうです。
 
仮設住宅においては
ワヒクリ地区の山側に州が 450 軒、
その南にFEMAが 169 軒の
建設を進めています。
(動画10:00)
 
また、アフォーダブル住宅といって
低・中所得者が購入できる価格帯の住宅に関しては
火災前に既にラハイナのエメラルド・プラザ地区
アパートが建設されたそうですが、
残念ながら火災で全焼、
今、また再建が開始されたそうです。
全部で 89 戸できるそうです。
(動画14:35)
 
また、最近、ハワイ州およびマウイ郡の代表者団が
日本の外務省と米日カウンシルを通じて
招待を受け、
東日本大震災後の復興への取り組みについて
学んでこられたそうなので
日本の経験も今後、なんらかの形で
取り入れられるかもしれませんね。
 
では、ご関心のある方はラハイナの現状
こちらの動画でご覧くださいませ。

 

 

動画では火災後の土地と建物の様子が

手に取るようにわかりますが、

それ以外にも様々な問題があります。

 

例えば、住居を建て直したくでも

保険が下りない方や

保険事態に加入していなかった方もいます。

 

また、保険金が入っても

再建に必要な額に満たないとか、

それまで住宅ローンを

払い続けられないとか、

色々なケースがあります。

 

住居を無くしてから

路上やビーチで生活している方や

マウイ島では生活が成り立たないので

本土へ移住したり、祖国へ帰る方も。

本当にケース・バイ・ケースです。

そういった話は

正式な発表ではなく、

人づてに流れてきます。

 

本日もご訪問ありがとうございました!

 

では、ババーイ!バイバイ飛び出すハート