コロナ融資で物件買う人へ
先日、Twitterを眺めていたら「コロナ融資で不動産を買う動きを当局が問題視している」と言った旨のつぶやきがありました。
ネットの書き込みなんて便所の落書き、玉石混交ですから自分でひとつひとつ真贋を見極めねばなりません。たぶんこの書き込みはウラなんて取ってなく、個人的考えをあたかもお上がそう言っているかのように書いただけでしょう。
実際、目ざとい不動産投資家はコロナ融資はもちろん、給付金の類いも取れるものは取った人が多いと思います。それの良し悪しは置いといて、今は手元資金がプチじゃぶじゃぶの個人投資家は少なくないです。
そのせいで2000万以下の戸建や小型アパートが狙われ、値下がりしていない印象です。
私は借りたお金を単なる消費に回したら焦げ付かせるだけなので、物件を買っても良いと思います。
中にはこの降って湧いたコロナ融資を頭金にしてさらに借入れをおこして物件を買おうという人もいるでしょう。
ただ、これはとても危険なことですね。
自分の銀行口座にお金が入っていると自分のものと勘違いする方がいますが、単なる借金です。
借金を頭金にしてさらに借金して物件を買ったらそれってフルローン、場合によってはオーバーローンですらあります。
これの逆で子ガメの上に親ガメ状態。。。
まあ無事返しきるとか売却できればいいんです。
ただ、フルローン、オーバーローンは返済比率が異常に高くなります。それを防ぐには相当な高利回り物件を買わないといけませんが、高利回りには高利回りのワケがある。すっげえボロか、賃貸需要がない場所か。
返済比率が異常に高い状態であることと、こういうハードルの高い物件を買うことの組み合わせがどれだけリスクか、よく考えたほうが良いです。
まあ、まともな金融機関であれば頭金がどのように形成されたか調べるし、貸借対照表を見れば借金だらけなのがわかります。上記のような高利回り物件にはそもそも融資が付かないだろうからそんなに心配はないんですけれど。。
かくして、やはり手元現金で買える物件を吟味することとなり、2000万円以下の物件が大人気、今はそんな様相ですね。
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