拝啓 日本政策金融公庫さま
珍しく日本政策金融公庫から電話がかかってきました。
実は3年前の開業時、300万ほど公庫から借りていたのです。
不動産会社は飲食店に比べたらぜんぜん少ない資本で始められますが、そうは言ってもそれなりにお金はかかって、手持ち資金が薄くなる前に念のために借りたんです。
事業をやる方、お金は借りられるときに借りちゃった方がいいですよ。にっちもさっちも行かなくなってから貸してくれって言っても絶対に借りられませんから。
で、結局、ありがたいことにそのお金には一切手をつけることなく返済がだいぶ進んだので(向こうからしてみれば融資残高が少なくなってしまった)、また新規でやりまへんか~という営業電話でした。
せっかくなのでいろいろ聞いてみました。
Q:融資額の上限は?
A:4800万
Q:耐用年数切れは対象になる?
A:なる
Q:貸し出す条件は?
A:月々の賃料合計が返済額を上回ること
Q:物件評価は路線価ベースにさらに掛け目入れちゃうんでしょ?
A:そうだが、売却時の価格は市場価格でみている
Q:自己資金は何割?
A:モノによるがゼロはNG
Q:返済期間は?
A:10年から15年
結局、「賃料が返済額を上回る」で一瞬ハードルが低いと思わせておいて、返済期間が10年とかだと表面利回りで言うと10%以上は確実にないと無理なんだよね。
あるいはドカンと自己資金投入するか。
フルローンで買い進みたい人には公庫は合わないけど、現金購入や自己資金比率高めの借り入れを組み合わせながら小型物件を買う人には使いようかなって思います。
公庫は事務手数料や繰り上げ返済手数料がないとか、借りるまではめんどくさいけど借りたらものすごくあっさりしてて民間金融機関みたいなあれこれお金を取られるというのがないので私は好きなんですよね~。
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