脱社畜とかやめとけ
もう金曜か。
平日の短さとイマイチ体調が良くなくて思ったように仕事が進まない一週間でした。
さて、最近何かと「脱社畜」なるワードを目にします。
私は社会人生活28年目で、そのうちサラリーマン生活は約10年間です。
最初の脱サラは28か29だったからとっくの昔に「脱社畜」しています。
というか、「脱社畜」なんてワードが気になるのは会社を辞めたいけど辞める勇気がない人だけで、私にとっては何とも思わないワードです。
つーかさ、そもそも会社を辞めなくていい人は辞めない方がいいよ。
「長いものには巻かれろ」「付和雷同」「上意下達(じょういかたつ)」「事なかれ主義」「烏合の衆」「「腰巾着」・・・etc.
そんな言葉が大嫌いでまったく組織に向いていない性格だった私にはサラリーマン生活を勤め上げることなんてとても無理だと二十代の前半で悟りましたが、さほどの苦も無くサラリーマンが勤まる人は無理に辞める必要はないと思います。
会社を離れるとまず感じるのが他人から信用を得るって凄いことだったのだなってこと。
まず丸井レベルのクレジットカードでも審査ハネられるからね。
ローンなんてとんでもない。家借りるのだって断られたりするよ。
私はそのすべて経験してますから。
会社員だと相当な無能でもそのへんのことはクリアできるから社畜であることのメリットは大きい。
ひとりでビジネス始めたって、業務内容どころかまず自分が何者であるかから説明しなきゃいけない。
その説明だって聞いてくれればまだいい方で、門前払いされるのが普通ですからね。
不動産投資がまあまあの規模になってくると脱社畜がアタマをよぎるのはわかります。
ただ、不動産投資で気を付けたいのは融資に頼った投資をしている場合はよほどの規模にならないと本当に自由に使えるキャッシュって大してないんだよね。
そうじゃないのに家賃収入だけで食っていこうとするとタコが自分の足食ってる状態になります。
普通の商売を「動」とすれば、不動産投資は「静」の事業と言えるので、もし「こりゃ不動産収入だけじゃ生活費足りないな」って思ってもがんばり次第で収入アップとはならない特徴があります。
なので、税金や不測の出費などにもじゅうぶん対応できるCFが出ない限り本業は辞めない方が良いのです。
それでもどうしても脱社畜したいと思う貴方。
人生を閉じるときに「別の人生を歩めば良かった」と後悔したくないと切に思う人、
あるいは「人生カネじゃねぇ、生き様なんだ」と思う人、
「なあに、人生意外と甘いさ」と楽観的に考えられる人、
そういう人は辞めて好きにしたら良いんじゃないかと思います。
ただ、自営でやると誰にも怒られることはなくなり良くも悪くも完全に自由なので、会社辞めたら朝起きないとか、昼から酒飲んじゃうとか、計画的にお金の管理が出来ない人とかは向いてないと思うよ~w
あと、そもそも仕事がキライな人は会社で無理に働かされてた方がシアワセかもね~。
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