かぼちゃはネタの宝庫や~っ | 好感度ゼロ上等のクセが強い不動産ブログ

かぼちゃはネタの宝庫や~っ

さて、GWも終わりました。

私はGWの最中に新規物件をレインズ登録したこともあり、後半は電話対応に追われました。

休み中にアップしても反響は7日以降だと思ってましたが、売買仲介でも出勤してるトコ案外あるのね。

 

さて、相変わらずかぼちゃ事件はネタを提供してくれています。

今度は「クソ物件差し出すから借金チャラにしてくれ」と要請するみたいです。

 

ヤミ金ウシジマくんが主婦を株でハメて持ち家を売らせるとき、担保の家を銀行に取られるのに借金が残ることに主婦が泣くシーンがあります。

主婦に言わせれば担保を返すのになぜ借金が帳消しにならないのかという素朴な思いなわけですが、ウシジマくんは「銀行は担保価値の低減のリスクを客に負わせるからだ」と言います。

 

このブログをお読みの方には解説するまでも無い話ですが、仮にお金を貸した時、融資金額が担保価値とイコールだったとしても20年後には借金も減っているけど担保の価値も下がっています。残債の減るスピードよりも担保価値の下がるスピードが上回っていれば当然チャラにはならないわけです。

 

ましてや、かぼちゃの場合、ハナッから価値以上の金額を貸し付けているわけですからスタートから担保価値が足りないのです。

 

ただ、担保を差し出せばチャラになるローンもあり、ノンリコースローンと言います。これは外国では多いようですが、日本ではかなり稀ではないでしょうか。

かぼちゃの被害者?団は後出しでこのノンリコースを求めているようなものですが、そりゃ無理と言うものです。だったら最初から半額以下の貸付額となり、新築することができなかったでしょうね。まあ、彼らは「借りれなかったらやらなかった。だから銀行が悪い」というのでしょうが。

 

ちなみに、老後資金の調達方法としてリバースモーゲージという融資があります。

これは持ち家に住みながら家を担保に年金みたいな分割で融資を受ける制度です。

メリットとしてはどうせ死んだら家なんて棺桶に入れてあの世に持っていくわけではないのですから、生きてるうちにキャッシュ化できることですね。

これは死んだ時点で持ち家を銀行に差し出せばチャラです。しいて言えばノンリコースローンと言えないこともない?!

ただ、これは貸す側としては絶対に損しないような金額設定をするでしょうから、ずいぶん手厚いマージンが銀行側にのっかっている気がします。予想をはるかに超えて長寿な場合、途中でストップとかあるのかな?

 

次は7月の海の日まで祝日はないよ~。

がんばっていきましょうー!

 

 

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