不動産価格とは。。
融資が絞られたのはもう間違いなく、それなりに時間も経過していますが、私の実感としてはぜんぜん下がっていないです。
まず思うのが、これは成約無視の妄想価格なのか、現実にこれで売れている価格なのかということ。
今も昔も、売る側はできるだけ高く売りたいし、買う側は自分だけは安く買いたいもの。
なので、売主はちょっと無理かなという高め設定で売り出すことが多く、買う側はそんな値付けの物件は無視してお値打ち物件を探し続けます。この両者の乖離がある限り成約はしないのですが、不動産というのは一人だけ買い手がつけば良く、たまーに高めでも買ってしまう人がいたりするので仲介としては強く「そんな値付けじゃ売れません」と言えないのです。
かくして、レインズには「ちょっと無理じゃね?」プライスの物件がずらりと並ぶのです。
ただ、さすがに売り手としても買い手が融資を引けないことはわかってますからさすがにそれなりの指値は覚悟し始めただろう、今はそんな気配です。
なので、売出し価格は相変わらず高めですが、売り手が弱気になっているタイミングを見計らって本気で買う気を見せつつズバッと指値を入れてみるのも一つの手だと思います。
じゃあそのタイミングってなんだよって話ですが、レインズだと初回登録の日付が見れます。相当の月日が経っている物件は弱気になっている可能性があります。価格変更もわかりますので値下げしていると指値に応じる可能性があります。
しかし、一度掲載を削除して新しく登録し直すとそうした履歴が消えてしまうのでそういう手段を繰り返す輩もおります(私も良くやりますw)。
が、我々はダテに物件情報をみてませんからそんなことを繰り返してもすぐに「ああ、前からでてたサラシモノじゃんw」とすぐに見破れるものです。
ただ、そうじゃない営業マンは新規で出た物件と思ってくれるのでそういうアホに引っかかることを期待してやるんですけどね。ただ、そういう間抜けなヤツは間違いなく成約までもっていけないので意味ないんですけどw
いつになってもまったく値下げせず、ずっと掲載し続けている物件もありますがこういう物件はもはや指値に応じて売る気がありませんから無視でOKです。
そんなわけでひとつひとつが個別案件である不動産というものの相場は株などど違って時流が変わったからといって一気に全体が変化するものではないようです。
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