誘惑の相続案件 | 好感度ゼロ上等のクセが強い不動産ブログ

誘惑の相続案件

今週ももうおしまい。

なんか、半分くらいは電気工事士をやっていた気がするw

ワタクシの悪い癖で、お客さんの内装手配を見ていて、1日もかからないような他愛のない工事項目にたっぷりと利益の載せられた料金を支払わされるのが可哀想になり、ワタクシがやってあげましょうと手を出してしまうのです。。。

んが、こうした「ま、これについてはワタクシが自分でチャチャっとやるので実費程度でいいですよ」的なやつほどやってみるとドハマリするケースが多いです。

既存建物の修繕って着手してみると想定していたのと全然違う状態になっていることが多々あり、チャチャとどころか本格的な工事に発展することがあります。

 

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ちゃっちゃと終わる工事のはずが、どーしてこうなったw
 

 しかし、今更「本職さんを呼びましょう」とは言えなくなり、ワタクシが通い詰めてひとり奮闘する、そして追加請求もせずにアホみたいな仕事になるという結末になりますw

 

さて、昨日は未公開物件について書きましたが、今日は相続案件です。

こちらも投資家さんから「未公開」に並び賞賛される魅惑のキーワードですw

 

相続案件というのはなんとなく出所が銀行とか、税理士さんとか、地元に強い不動産屋さんとか、そういう内々に下りてくるいうイメージで、日本人の大好きな「限定」というキーワードにつながるものがあるのでしょう。

あと、「売り急ぎ」的なイメージも付きまといます。

 

なので、「相続案件」=「お宝物件」と思いがちですが、実はそうでもないと思いますよ。

そもそも、金目のモノなら子供たちだって欲しいはずですが、その当事者たちが「イラネ」って言ってるんですから大した価値がない可能性が高いです。

「いや、兄弟間で現金分配するために売却するケースだってあるぞ」というあなた、それだったら可能な限り高く売りたいですよね。わざわざ安売りするわけないじゃん。

 

世の中には相続案件に特化した不動産屋さんがいますが、出てくるのはクソ田舎のどーでもいい土地ばかりで、その割にはロクでもない他人の「争族」に巻き込まれて精神を消耗しているだけに見えます。

たまに資産家の相続案件が舞い込んでも、その場合は結局、節税についての方向に話が行くので、そういう方が所有している良い土地は売らずに土地活用することになり、不動産屋としては土地が動かないので美味しくないのです。

 

ま、それでも一獲千金を狙うのが不動産屋のサガ、相続案件という響きはやっぱり我々不動産屋でも甘美に感じてしまうのであります。

(なんだか薄っすい内容で〆たな、おいw)

 

そんなわけで今週ももうおしまい。

みなさま、良い週末をー!

 

 

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