古畑でん三郎 起因者を探せっ | 好感度ゼロ上等のクセが強い不動産ブログ

古畑でん三郎 起因者を探せっ

1週間って早いな~

さて、施工会社の看板を背負って不具合の訪問調査に行く時には慎重な対応が要求されるって話の続きでしたね。

保証期間がとっくに過ぎた、引渡し後10年をはるかに超える邸名(住宅業界って案件名をこう呼ぶみたいです)ですら、不具合の修理代をなんとか施工会社に押し付けようといたします。。。

こういう交渉、一度要求を受け入れてしまうとなしくずし的になってしまうので、最初が肝心なんです。

実際のところ、こうしたケースでは、瑕疵の補修請求は「気づいた時から1年」が時効とされていますし、引渡し後10年を超えた場合にはほとんどの場合法的な責務はなくなっています。

しかし、話し合いののっけからこうした法律論で跳ね返すのはかなり危険なんです。

ワタクシ、法律家じゃございませんし、民法や判例を一言一句正確に、暗記・解釈しているわけではありません。もし、相手の方が法律に精通していた場合、とんでもない逆襲に合わないとも限りません。生兵法は怪我の元っていうじゃないですか~。

そもそも、相手の話も聞かず、現調もせずしていきなり免責の話ばかりしてもこういう話し合いってうまくいかないと思います。

そうなると一番良いのは、いかにこちらには非がないか、つーか、起因者はそっちだよってことを分からしめることなのです。

ちなみに引渡し以降、第三者の業者による手が入った場合には施工会社としての保証は打ち切りになります。

ところがツラの皮の厚い客は他者がやったことを伏せて、その工事が原因の不具合をあたかもこちらの施工不良のように言いがかりをつけてきやがりやがるケースがあるんです(怒

こっちもプロですから、引渡し後に何らかの改造が行われたことは見逃しません(つか見逃す同僚結構いるw)。
こういう客には面と向かっって「後から他の業者で何かしてますよね?」って聞いてもシラを切られますので、「ここって改修したの、もう4年くらい経ちましたっけ?」なんてしれっと聞くと「いや、4年は経ってないんじゃないかな~」なんて言質を引き出せますw
で、「ま、そん時の工事が良くなかったみたいなんで、そこに直させたらどうですか(ズィィッ)」とやってやれば良いのです。

また、例えば、
でん三郎「ここの小さな傷、これを壊した犯人のつけた傷じゃないかと思うんですが」
家族「犯人なんていないわよ。もともと壊れてたんでしょ、早く直しなさいよ」
でん三郎「んー、嘘を言ってはいけませぇん。通常の使い方でこんなところに傷なんてつくはずないんです。この傷は犯人が右手で握った時に硬いものが当たってついたものなんです。この中に犯人はいるはずなんです。例えば、、、ご家族に右手に指輪をつけている方はいませんか」
家族「。。。え、右手に指輪って、、、おとう、、さん?」
父(2階から降りてきながら)「ふふふ、さすが、でん三郎君。そう、やったのは私だよ!」
家族「お父さん!」
でん三郎「んー、では行きましょう」

みたいな推理で起因者は家族だったんだと納得させることもあります(ねーよw)

いやしかし、無理やり感ありすぎな古畑でん三郎の登場ですが(だって前回書いちゃったし)、
でんじゃらすお兄さんだからでん三郎っておわかりですかーっ?w

はぁ、今週はいろいろあって疲れてるみたいです。。。。
スベってるよとかコメントいらないから
ではみなさま良い週末を~


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