若き日の恋ばな〜 | 好感度ゼロ上等のクセが強い不動産ブログ

若き日の恋ばな〜

深夜番組で芸人たちがかつての恋人と再会して当時のことをあらためて確認しあうって番組がおもしろかった。
遠き日の美しき思い出はすてきな勘違いで形成されていることがよくわかりました(笑

みんなやっぱり最初におもいっきり恋にはまるのは二十歳のころなんだね。

俺もそうだったな。
マセガキだった俺は中学生の頃から彼女がいたけど、しょせんおままごとの恋。
ホントに深く人を好きになったのは大学時代だった。

個性的だけどすごく透明感のあるきれいな顔立ちのコだったな。
当時、俺は横浜、彼女は千葉でそれぞれ一人暮らししていて、愛車のMR2で京葉道路をぶっ飛ばしよく会いに行っていた。

ふたりとも親の監視下から外れたばかりの自由の身、それまでと違って誰にも気兼ねなくいつでも一緒にいられた。
そんなある日、二人で毛布にくるまっている時に「あ、俺、初めて人を愛するって気持ちになったかも」って思って。
それを相手に伝えると彼女も同じ気持ちだと言ってくれた。
なんか、すごく感動したんだよね。

しかし、若かった俺は一方的に押しつけるような愛情表現しか知らず、精神的に俺より大人だった彼女の気持ちはいつしか離れてしまいその恋は2年も持たずに終わってしまった。
彼女とはそれ以来会っていないしもう会うこともないと思う。

人間って社会的にはいわゆる処世術を身につけて成長しても、案外、恋愛に関しては進歩しないものだ。

今、気になる女性がいないでもないけど、現在の自分の状況や相手の気持ちをいろいろ考えてしまうと、会ったとしても全然そういう素振りを見せることもできない。
たとえ好意があっても、生活面を含めて責任が持てないなら男として気持ちを伝えても幸せにはできないなとか、さすがに年相応のオトナな考えもある。

昔よりむしろ恋愛下手になってこのままずっと一人でいるのかなぁなんて思ったりもして。。。
まあ、顔の割には人並み以上にたくさんのいい女とつきあってきたからこれで帳尻合うってことなのかな。