え…もう本当に一つ一つ秀逸すぎて美しい作品だな、と。


綾野先生にとって、最高の流れに導いてくれた施設長、好き。

すごくキレイにいい方向に行ったので「え、すごいじゃん✨」って思わず言ってしまったよ爆笑


そして、本作何度目?っていうくらいの名シーン。


三瓶先生が初めて自分語りしながら涙がこみ上げていくシーン。あそこは長回しで撮ったらしい。  

そして、ミヤビの「三瓶せんせいは、私のことも灯してくれました」は花ちゃんのアドリブ。


重度障害を抱える家族って、本人も辛いけど

どうしてあげることもできない家族も苦しいと思うんだよね。


兄のためって言いながら遠ざけて見えないようにしてただけだと思う。

奈緒ちゃんのことも、正しかったかどうかわからない。色々頑張ったんですけど…。


って言いながら涙が溢れていく時にミヤビのあの優しい口調で肯定してくれるだけで救われるよね。


最初は抱き締められてるのに、後半はミヤビを抱き締めてる構図が泣けた。始まりは嘘だったとしても、本当に好き合っていた2人。


ノーマンズランド。簡単には手術に踏み切れない。

それをこの時既に三瓶先生も西島会長に聞いていたんだよね。 


治したい。けれど手術をすれば死んでしまうかもしれない。


漸く深いところて想いが通じ合ったのも束の間…

「……ごめんなさい…」

「はい?」(どうした?の表情)

「……どなたですか?」


こう言われた時の衝撃と切なさときたら、もう。

この落差が残酷。


感情が高ぶると記憶がなくなってしまうということ?


次回どうなってしまうのか。