毎週木曜日に配信しているメルマガ、本日でもう第22号である。読者のみなさん、ありがとうございます。

 

 本日のメルマガの題は、「除名再審査に関する党中央の公式回答をふまえて」。その前文(以下)をブログ読者にもご紹介します。

 

 本日のメルマガでは、党大会における私の除名再審査の正当性をめぐる問題を取り上げる。この問題については、「大会での再審査『先例5回』説はウソ?ホント?」と題した3回連載のメルマガ(第11号〜13号)において、かなり本格的に論じた。

 

 ただ、その時点では、テーマとした再審査の先例に関して党中央から何の情報開示もなく、私が自力でいろいろなことを調べて書くしかなかったのだ。しかし最近、党中央が党員の質問に応え、ようやく部分的な情報を提供した。その結果、過去のメルマガで論じたとき以上に、私の推測の正しさが裏付けられたので、今回まとめて書いておく次第である。私の裁判の行方にも大きな影響を与えるだろう。

 

 この回答は、m7854さんという方がアメーバブログ〈https://ameblo.jp/m7854〉で公開している(本メルマガ文末に全文)。ブログ記事によると、「まず、口頭で地区委員会、県委員会経由で質問しましたが、プライバシーを理由に回答されなかったので氏名と所属を明らかにした質問書を中央委員会の書記局あてに提出」。内容は「1、再審査が行われた大会は何回大会か、2、再審査の結果について、の2点」だったそうだ。そして7月9日付で回答があったということだ。

 

 党中央からの回答の発信元が「質問回答係」という聞き慣れない部局なので、情報の信ぴょう性を怪しむ人も出てくるかもしれない。この係は、私が党本部政策委員会に在職中にできたものだ。共産党中央委員会には電話やメールなどで各種の意見、質問が寄せられるが、電話交換などの窓口ではどこに回せば良いのか迷うことがある。そこで、「国民の声」室という部署をつくって受付を一本化し、返事する際には「質問回答係」を名乗ることになった。回答の内容は担当部局が起案し、最終的には書記局の決済があって発信されるものなので、党として承認済みということになる。