はい、本日は週に一度のメルマガ配信日です。先週は私の裁判の第1回期日でしたが、意見陳述の全文を配信する以外の余裕はなかったので、今回、原告として人生で初めて体験した裁判の感想などを書きました。

 

 そのなかで、第1回期日の夜のイベントに登場した川人博弁護士のことを書いています。

 

 私の手元に、自由法曹団が編集した『憲法判例をつくる』(日本評論社)という本があります。川人氏はそのなかで、「電脳労働者過労死事件」の項を執筆しており、いわゆる過労死弁護団の中心で活躍してこられた方です。

 

 数か月前、その川人氏がテレビのニュースに登場していて、とてもびっくりしました。そうしたら宝塚歌劇団のパワハラ自殺で被害者の弁護人をされていて、それで頻繁にテレビでも取り上げられるようになったというわけです。

 

 川人氏の事務所は東京の文京区にありまして、私は一時期、そこを地盤とする金子満広衆議院議員の国会秘書をしていました。地元の事務所では川人氏にお世話になることも多かったのですが、国会にいた私は当時、ご挨拶することもできませんでした。

 

 私はすぐ党本部政策委員会に移ったので、距離的にも仕事の内容でも遠くなったなと思っていたのですが、そうではありませんでした。川人氏は、人権派弁護士の一人として、当時大きくなっていた北朝鮮の人権問題を批判し、精力的に発言されるようになりました。その批判の矛先は、北朝鮮の人権問題は国内問題であって外から介入すべきでないと主張する日本共産党に向かうようになります。

 

 私は、まさに党本部の政策委員会で北朝鮮問題も担当していました。だから、共産党の姿勢を正そうとして努力していた最中だったので、川人さんの発言にはとても勇気づけられていたのです。

 

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