旅行なんか行っちゃって、という声が聞こえてきそうですが、まったく聞こえてきません。みなさまの温かさに感謝です。
といってもですね、「除名されていなければ、今ごろは」なんですよ。分かりますか?
だって、志位さんが党大会で、もうすぐ70歳だということを理由に、委員長職を退いたじゃないですか。実際は党の代表としてはそのままなんですけど。
志位さんより数か月だけ若い私も、同じことを考えていて、「そろそろ余生の時代だな」と思っていたんです。そろそろ、やりたいことをやる余生にしようと。
だから、「除名されていなければ、今ごろは」、国内旅行なんかしていませんでした。予定では、ヨーロッパ二か月旅行の真っ最中だったはずなんです。
スペインのゲルニカ美術館から始まり、バスクを起点にそのままバスクのフランス側へ。それからフランスの南側を移動して、マチスの有名な修道院などを見ながらイタリアへ。そして東ヨーロッパ各国へ。
それが、除名されたばっかりに、国内旅行しかできなくなりました。まあしかし、今回のように期日延期がくり返される可能性もあるので、まとまった旅行が可能になるかも。
ということで、裁判が終わるまでに、日本国内にある世界自然遺産すべてを踏破することにしました。2月のやんばるにつづき、今回は知床です。
除名されても、その結果を厳粛に受け止めて、裁判になど訴えなければ、今ごろはニースあたりだったのかも。でも、こればかりは、持って生まれた性格というものではなく、共産党人生50年で培われた人生観でしょうか、負けたくはないという気持ちがムラムラと。
共産党は、きっと、そういう人々を生み出す組織なんです。だから、共産党も、その現実を厳粛に受け止めるしかないのでしょうね。